いつか、ガザ地区だけでなく、パレスチナ自治区全体、そしてエジプトとヨルダン、シリア、レバノンにも、安全に自由に訪問し、現地の人たちと交流できることを夢見て、以下の文章をフェイスブックに書きました。
Arab Leaders, Viewing Hamas as Worse Than Israel, Stay Silent
(アラブの指導者は、ハマスをイスラエルよりも悪いと見、沈黙を保つ)
イスラエルの軍事行動を、非難しているのは自由主義社会のマスコミだ。しかし、それは自分たちのレンズ、情報不足に拠る偏見に基づいている。いつもは、最も非難するはずのアラブ連盟が沈黙を保っていて、エジプトはハマスへの批判をあからさまにしている。
これは、これまで中東情勢を見てきている者にとっては、驚くべきことだ。彼らがイスラエル非難の先頭に立ってきた者たちである。なぜそうなったのか?彼らの多くの国々がアラブの春を経験したからだ。独裁制への反対運動であったはずのものが、イスラム原理主義過激集団の乗っ取りが起こった。ムルシ政権になってから、シナイ半島を中心に過激集団がはびこり一気に政情を悪くした。そこから過激派テロリストがイスラエルにも攻撃をしかけた。
そして、イスラエルに接する国境の町ターバで、韓国人クリスチャンの乗る、シナイ山帰りのバスを爆破したのもこれら過激派だ。 続きを読む 私の考えるガザ戦争