(前記事「北大生のイスラム国参加未遂事件」からの続き)
そこで改めてイスラム教についてご紹介したいと思います。それは、キリスト者が近々、迫ってくるであろうムスリム伝道に備えるためです。
2001年の米国同時多発テロ事件の直後、急いでイスラム教について調べて、記事に残しています。
けれども、この記事はイスラム・テロリズムを踏まえた紹介であり、イスラム教義全般のものではありません。日本語によるものでは、中田考氏の、今は亡き夫人の書いた次のPDFが読み易いでしょう。
アッラーの性質
イスラムというのは、「服従、ゆだねる、明け渡す」という意味があり、唯一神アッラーに帰依すること、これがイスラムの信仰の支柱です。中田考氏の旧サイトにて紹介されているイスラムの根本教義から抜粋しましょう。
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イスラームの根本教義とは偶像崇拝の禁止に他ならない。
この世界の中に存在するいかなる被造物をも神としないことが、イスラームの大前提であり、その前提の上に全世界の創造主たるアッラーへの絶対帰依、即ちイスラームの教えが帰結する。 続きを読む 改めてイスラム教の紹介