しばしば、いろいろな人にキリスト教関連の推薦図書を尋ねられます。私は、イエス様を新しく信じた人々、また信仰歴が長い人々にもお勧めするのは次の順番です。
1)聖書
私が信仰を持った頃は、聖書が何がなんだか分からずに、それに関する本や他のキリスト教関連の本をたくさん読みました。助けになったものも多かったのですが、混乱もかなり多かったのです。そうした紆余曲折も神様が用いてくださって、信仰の糧にはなっています。けれども、今はほとんど聖書そのものを読むのに費やしていて、これ以上に糧になっているものはありません。
難しいとお感じになったら、ぜひ「聖書の学び」で解説をお読みください。
2)牧者チャック・スミス著の本
聖書またキリスト者の生活に関わることを、分かりやすく教えてくれます。必ず実質的な霊的成長の手助けになるでしょう。何か本を読みたいと思われたら、まず、「翻訳メッセージ」のページを開いてみてください。
3)復刻版
何かを知りたいと思って、キリスト教書店に行ってみたり、インターネット上で探してみたりしますが、それは前者の場合、多くは、出版社や書店が販売したいもの(経営的動機)です。ですから、「教えの風」とエペソ4章に書かれているものである場合が残念ながらあります。
良い物は古典にあります。いわゆる「ロング・セラー」と呼ばれているものは、それだけ時代を超えた真実を含んでおり、多くの批判にも耐えてきたものです。すでにネット上で翻訳サイトで近代の説教者の翻訳があります。
<葡萄の実>ほん訳ミニストリー
(C・H・スポルジョンを始め、古典的名著が盛りだくさんです。)
聖書メッセージの部屋
(ウォーレン.W.ワーズビー等、こちらもすばらしい注釈書が勢ぞろいです)
そして「いのちのことば社」は、こうした必要に応えて復刊版サイトを立ち上げています。
2011年度のものを見るだけでも、このブログで紹介した「聖霊に導かれて進もう(井戸垣彰) 」、ジョージ・ミューラー、スポルジョン、バウンズ、ロイドジョンズ、「聖書パノラマ」、アンドリュー・マーレー、オズワルド・J・スミス、オズワルド・チェンバーズ等、静かに長く、そして広く読まれているものばかりです。自宅の本棚に図書を作りたいと思われるなら、これらを全部予約注文しても良いでしょうとも言えます。