第三回目 東北救援旅行 5月3-5日

皆さん、こんにちは。

ゴールデンウィークに、東北救援旅行に行ってきました。ボランティアで混むというニュースは聞いていましたが、やはりこの時期でないと休みが取れない人たちのために行くことに決めました。カルバリー府中のリッチも同じことを考えていて、自分の教会から、またカルバリー所沢からのチーム13名で同じ東松島に向かいました。

今回の私たちのメンバーの一番の特徴は、「被災者自身が救援活動に加わった」ということです。私たちの自宅の近くに武道館があります。避難所に使われていましたが、基本的にボランティアを受け付けませんでした。それで困っていたボランティアの方々が、たまたま近くの韓国人教会の人たちと出会い、教会を活動場所に使わせてもらいました。それでそこの避難している人々が教会に来るようになったのです。

4月10日に、私がその教会で説教の奉仕をさせていただきましたが、その時に東松島市の奥松島出身の木村さんという方に出会いました。武道館はほとんど福島原発の避難者なので東松島からということで驚きましたが、相手も、私が仙台出身で、彼の住んでいた月浜海岸に行ったことがあることを聞き、もっと驚いておられました。私たちが12-15日に旅行に行くということで、私はその家の写真を撮ってくると申し出ました。

それで今回、木村さんが車の運転またその他の救援活動に加わることになりました。また、同じく武道館に避難されていた福島県富岡町からの植田さんも運転手として加わってくださいました。

そして私たちのLCFのメンバーである瀬谷さん、久喜さん、新井さんが加わり、さらに沖縄に10年間住み、今は札幌のカルバリーで奉仕しているカナダ人宣教師、トレバーさんも加わりました。私たちを含んで合計八人の旅行です。

2日の午後に、その韓国の教会の人たちが避難所の人たちのためのキムチをこしらえてくださいました。そして3日の早朝に出るので、前日、木村さんと植田さんは、近くに住むボタンティアの方の家に宿泊し、トレバーは私たちの家に泊まりました。彼については、カルバリー宜野湾や沖縄の人たちからたくさん話を聞いていたので、会うのがとても楽しみでした。彼はものすごく日本語が上手です。漢字もかなり読めます!