皆さんお祈りありがとうございます。無事に東松島市にある月浜と牛網の救援旅行から戻ってきました。マイケルさんの運転はとてもスムーズで、またトラビスの親戚(お父さんの従姉妹)のセルマさんも時間に遅れずにマイケルと早朝に来てくださったおかげで、12時には現地に到着することができました。
今回は、綾瀬東部教会の方々が牛網の人々のためのキムチを用意してくださり、また教会のワゴン車を貸してくださいました。また妻が知り合いになった他の韓国教会の方もキムチを送ってきてくださったので、月浜の人々にもキムチを提供することができました。
この日は、月浜の仮設住宅の方々への炊き出しです。仮設住宅には談話室が大抵付いています。そこで豚汁、ご飯、キムチ、キムチ入りチヂミ、フルーツミックス、そして食後のコーヒーとお菓子を用意しました。そして談話室の外には、絵本やトラクトのテーブルも用意しました。
思ったより、夕食の準備には時間がかかりました。以前の月浜避難所での炊き出しでもそうでしたが、ここの地区は民宿と海苔養殖で成り立っていますが、ご婦人の方々がプロの手捌きで配膳を手伝ってくださり、見事に人数分、ぴったりと分けてくださいました。ご飯は隣にある、津波で流されなかった民宿の方がその大きな炊飯器で私たちの持参したお米を炊いてくださいました。
絵本とトラクトのテーブルにも人が殺到しました。絵本は瞬く間になくなり、トラクトもかなり取っていってくださいました。
それから、食後のコーヒーの時間には、区長ご夫妻と親戚や数人の方が来てくださり、いろいろ語らいの時を持ちました。今回は、チャックさんと由美さんの引越し先の物件を聞き出すという大きな相談もあります。被災地での不動産捜しは案の定、困難を極めたようで1日から捜しているけれども全然見つからなかったとのこと。それで、区長さんの情報から可能性のある物件が浮上し、5日と6日のその物件を見ることができました。
その後、私たちは仮説住宅の木村さんのお宅に宿泊しました。チャックさんと由美さんが、私たち二人に、主がどのように東松島に導いてくださっているのかを分かち合ってくださり、私たちも、全面的に支援したい旨を伝えることができました。