最近、私たちの教会に、創造論とイスラエルについて強い関心を持っておられる兄弟が加えられました。彼の祈りを聞いても、教会内の事柄を超えた、神の創造や中東に対する神の御心を求めるものが多く、とても励まされます。
私も進化論についての記事を最近、書きましたので、その兄弟がいくつかDVDを貸してくださいました。私が進化論について調べていたとき非常に興味を持ったのは「ダーウィンという人物はどのような人なのか」というものでしたが、そのDVDの一つがすばらしいドキュメンタリーでした。
DARWIN: The Voyage That Shook The World(ダーウィン: 世界を震えさせた航海)
日本語の字幕もあるので、ぜひおすすめです。(Amazon.co.jp)
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ダーウィンの生涯の研究家は、「ダーウィンという人物をどんなに調べても、何か不思議な部分がある」というようなことを言っていましたが、やはりそうだったか、と思いました。このドキュメンタリーの話の全体の流れは、「彼が聖書の天地創造以外の、生命の起源の説明を求めた思索と思想の葛藤と追及」と言ったらよいでしょうか。当時は、あまりにも当たり前に神の創造が受け入れられていましたから、そこからの脱皮が彼の意識下にあった叫びであったような気がしました。
彼の時代に横たわっていた、キリスト教的世界観に対抗していた思想が「唯物論」でした。彼はそれを使って進化論を構築し始めました。そして専門家の一人が、「宗教と科学の対立、というけれども、実際は、宗教と唯物的科学思想との対立である。」と言っていますが、私は大きくうなずきました。
そこで次に、私がずっとこれまで気になっていた「唯物論」について述べてみたいと思います。
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