チャック・スミス - 恵みの回顧録

昨日は、とても恵まれた礼拝になりました。久しぶりにLCFの仲間を会うことができ、家族のところに戻ってきた気分です。

ところで、Facebookでいくつか分かち合ったことをブログにも分かち合いたいと思っていることが沢山あるのですが、今、見終わったビデオを紹介します。

A Lifetime of Impact: Greg Laurie interview with Chuck Smith

チャック・スミス牧師は、1月1日の礼拝で自分が肺がんがかかったことを発表しました。私たちは年始に宣教会義に参加していますが、確か二年前は脳卒中で倒れ、去年は何かの摘出手術で入院をされていたのを覚えています。けれども今回は、死の時期が近づいていることを感じ取るものでした。けれどもチャックは、1月7日の宣教者の日に出席、8日の朝の礼拝、夕拝ともにきちんと説教しました。

上のリンク先のビデオは、その後、木曜日(1月5日)が、チャック自身の弟子であり、また世界的に用いられている伝道者でもあるグレッグ・ローリーが彼の生涯に注目してインタビューをしたものです。チャックの人なりを細かく見ることができます。

私が驚いたのは、このインタビュー自体が追悼式のようになっていることです。死んでしまってからでは質問できませんから、生きているうちにその生涯を回顧してもらいましょう、という意図が見えます。そのことができるのも、チャックがグレッグの「死への恐怖はありませんか」という質問に対して、「全然ありません」と答えているところに表れています。全き平安があるからこそ、生前の追悼が出来ていると言ってもいいです。

ところで、彼の生涯についてはチャックの長男である、チャックJr.が次の本を書き記しています。

Chuck Simith – A Memoir of Grace
(チャック・スミス - 恵みの回顧録)

上のAmazon.comの書評の一つに、「本書は、一貫している共通の主題があります。全ての事は何か他の事の為の準備なのだ、ということです(This book had a common theme running through it–that everything is preparation for something else.)」と書いてありました。彼の教えだけでなく、その生涯に神の恵みが織り込まれています。

そしてすばらしいのは今現在も、神が彼に与えられたその働きが継続し、世界中で現れているということです。信仰によって前に進み出て、聖霊の導きに従順になり、御言葉を教え続けることについての証しを、先日の宣教会議でたくさん聞きました。主は、ご自分の言葉でご自分の働きをなされることを最も尊ばれます。

日本語による彼の生涯の紹介は、プリズム社による「収穫の時代」です。そして拙文「チャック・スミスについて」もあります。

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