恵比寿バイブルスタディが昨夜ありましたが、まず2月の予定の変更をここでお知らせしたいと思います。
2月8日と29日です。当初22日にしていたものを29日に変更しました。21-23日辺りに東松島への救援旅行に行けそうになったからです。
昨日はサムエル記第一4-7章からでした。サムエルが預言者として立てられてからも、彼に与えられた神の言葉がイスラエルの民に変化をもたらしたのは二十年という期間が必要でした。真のリバイバル(霊的復興)とは何かを学ぶことができました。
そしてその後の交わりの時も充実していました。「プロテスタントとカトリック」の違いから、プロテスタント教会にある諸問題を分かち合わせていただきました。
一つは「カルト化」です。ある兄弟が、「教会に疑問を持ったときに、『教会は聖霊が満ちているところだから、疑問が沸くのはまだ自分の肉から出てくると考えなさい。』と言われた。」というものです。私は、「プロテスタントが教会主義に陥ると、カトリックよりもたちが悪い。組織や指導者への従属が強く、個を破壊する。」という話をしました。
もう一つは「自分中心主義」です。「見える教会」と「目に見えない教会」のどちらもがあるにも関わらず、自分の心にあることが全てとなり、外側の目に見える教会組織をすべて否定する傾向です。これは超教派の聖書研究の集会に出て、既存の教会から離れるという問題に如実に表れています。また、インターネットで聖書メッセージを聞いてそれで自分は教会をしていると錯覚していることです。家の中で夫婦や家族だけで礼拝を守っている、あるいは牧者や長老など、賜物がキリストから与えられた指導者なしで行なっている、という場合もあります。
また「教会成長主義」です。兄弟を愛し、仕えることのない、つまり具体的な教会活動のない信仰は実体がないわけなのですが、今日の教会が米国式マーケティングの手法のような「数や規模による拡大」の考えが入り込んでいること。表向きの伝道や教会成長は強調しても、集っている兄弟姉妹が実際に互いに仕えて、互いに祈りあう弟子化がないがしろにされていることを指摘しました。新しく信じた人には幼子を育てる親のようにじっくり時間をかけるべきこと、そして弟子作りは建物の土台を敷くようなもので、目立たない地味な作業であるが、最も大切な働きであることを話しました。
・・・こんな感じで、奥の深い交わりも神様の恵みで守られています。ぜひ、恵比寿バイブルスタディにもいらしてください!次回は、再来週の2月8日です。