もう、いろいろな方が原発事故に伴う放射能漏れ事故についてたくさんの情報を集めておられると思います。アメリカでは友人の方からたくさん「日本で放射能汚染はどうなっているのか」という質問、またこの前の日曜日は除染奉仕活動に行く誘いを受けたけれども、状況はどうだと思うか、という質問を受けました。
なので、私自身が依拠していた情報源をここに分かち合わせていただきます。
東大・中川氏 正しい放射線・放射能・被ばくに関する対応とは
上の講演ビデオは、とても分かりやすく説明してくださっておりますので、改めて知識を整理したいという方は有用だと思います。
ちなみに私は去年3月末から、この教授が導いている放射線チームのブログを読んでいました。
講演の中では、ご自身が放射線による癌治療の臨床経験を通して、また日本人の癌発生率が二人に一人という現実の中で「人は死ぬものである」という意識がとても強いことを分かち合っておられます。けれども、どこかで、隣の二人が見つめ合ったとしたら「癌になるのは相手で自分ではない」という、「ゼロリスク社会」という意識があることを指摘しておられます。クリスチャンではないと思いますが、日本人の死生観や命への姿勢に触れる部分であることを話しておられます。
以上です、参考情報としてここに掲載しておきます。