日本のキリスト者の方々へ
総選挙が近づいていますが、以下の記事にある情報は、キリスト者やキリスト教関係者の方々にとっては、最大の懸念事項になると思います。ぜひご一読ください。
改憲案、第二十条にこうあります。
(信教の自由)
第二十条 信教の自由は、保障する。国は、いかなる宗教団体に対しても、特権を与えてはならない。
2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3 国及び地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教のための教育その他の宗教的活動をしてはならない。ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。
最後の文「ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。」とあるところが致命的です。この社会的儀礼と習俗的行為がほとんどが宗教行為であるにも関わらず、2項と完全に矛盾していることに気づいていません。
まさにダニエル3章に出てくる、ネブカデネザルの造った像を儀礼として拝ませていたところ、宗教的確信と良心からそれを拒んだダニエルの友人三人の話しと全く同じ挑戦を突きつけられていることになります。
ここで大事なのは、これは右か左か、どの政党を支持し、どのような思想を持っているかに関わりなく、信仰の問題なのだということです。日本に横たわる多神教的精神土壌と権力が絡み合い、かつ大衆受けなども狙って、悪魔はこのような形で牙を剥きます。同じように与党を狙った当時野党であった民主党が、このようなことを行ないました。
私は比較的保守的な見方をする人物ですが、自民党改憲案第二十条を見て、完全にアウトだと思いました。
しなければいけないこと。まず祈ります。上のブログ記事の牧師さんの言われるとおり、熱心に日本のために祈る必要があります。
次に、自民党に訴える必要があります。主の配剤でしょうか、自民党の幹事長は今、クリスチャン議員の石破さんです。彼また、他のクリスチャンの自民党議員に直接訴えるのが良いでしょう。
谷垣禎一元総裁
(クリスチャン議員の祈祷会等に参加している)
そして、それぞれの教会の教団や指導者の方に、上の記事の情報を伝えて、教会や教団からの懸念・反対表明をされると良いと思います。先の以前の民主党創憲案も、民主党クリスチャン議員の働きかけで一神教批判の文言が削除されました。
最後に大事なのは、私たちの信仰の自由は国家権力によっても勝利する、ということです。つまり、このような宗教行事に参加しなければいけない圧力があっても、なおのこと主を選び取る自由をしっかりと守る、ということです。それを普段からしているでしょうか?家庭の仏壇や神棚において、職場における宗教の絡んだ公の行事において、仏式の葬儀において、されているでしょうか?知恵を主からいただきながら、私たちの信仰と証しが、これらの悪に高らかに勝利していることを覚えていきましょう。
「キリスト者として、自民党の改憲草案に反対する」への2件のフィードバック
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