米国が、有志のアラブ諸国と共にイスラム国に対して戦争を開始しました。それで、いくつか映像や拙記事を紹介したいと思います。
ムスリムの人たちが回心する証しは、数多く聞いてきましたが、だいたい一様に劇的なイエス様との出会いをしています。幻や夢の手段によって、そして聖書からの言葉によって聖霊にはっきりと語られます。彼らは真剣です、だからキリスト者も主の愛によって真剣に付き合わないといけません。そして次に、以前にも紹介したことのある、ジェイ・スミス(Jay Smith)によるISISの台頭について、そしてキリスト者の応答についての勧めです。
ISISはイスラム過激派であり、過激というのは「ルーツ(起源)に戻る」という意味があります。したがって、彼らに対抗するのは、私たちもルーツであるイエス・キリストご自身に戻ります。そして聖書をマジで信じて、実行します。過激派は「思想」であって、武装勢力が実体ではありません。ですから、政府は武力で対抗しますが、武力では思想は潰せないのです。だから、キリスト者こそが福音伝道によってムスリムをキリストの虜にすることで打ち勝つことができる、と勧めています。
そこで、以下の記事をさきほどフェイスブックに残しました。
米国のシリア空爆への第一報と論調
(中東・イスラーム学の風姿花伝)
小難しい議論だと思われるかもしれませんが、中東地域専門家のブログは役に立ちます。戦争が、次第に、宗教的、終末的、霊的になっていることは確かです。欧米諸国が、近代社会の国際法なり人権なり持ち出しても、そのような話では通用しなくなっているのが中東です。欧米人や私たちが前近代、古代と呼んでいるものが、事実、現代で復古、そのまま力を持っていることを見ていかねばなりません。
したがって、今回は欧米以上に、他のムスリム勢力、つまりクルド人や、他のスンニやシーア派が深く関わっています。今、斬首映像が問題になっていますが、サウジアラビアでは粛々とこれまでもコーランに則って公開処刑で斬首を行っているのですから、「何をいまさら」なのです。
過激派とどのようにして戦えばよいのか、近代国家や人権尊重では決して話せないけれども、効果はあるだろうと言われる方法はあります。もうすでにクルド人やアラブ人は採用していますが、女性兵士の最前線での採用です。イスラムの男たちは女に殺されたら、マジで地獄に行くと思っています。死ぬより怖いのです。
もう一つ、イスラエルのユダヤ人教授でアラビア語に堪能で、アラブ国のテレビにも頻繁に出演する教授は、過激派を封じ込める方法は「過激派の妻娘を人質にして、レイプするぞ!と脅す。」と発言。もちろん、こんなこと絶対にやってはいけません。けれども爆弾を落として民間人が死ぬよりも、はるかに効果的な方法なのだそうです。けれども、この発言をイスラエル左派が猛烈に批判、教授自身も「これを採用しろという話でもなく、採用してはいけないものだ。けれども、これがイスラム過激派の現実なのだ。」とのことです。(Wikipedia)
エゼキエル書は29章から32章に渡って、エジプトが弱体化して裁きを受ける預言があります。かつてペルシヤ帝国がエジプトと戦った時に、戦士たちの前に猫を走らせました。これは効果ありだったのです。なぜなら、エジプトでは猫は神聖化されていたからです。(Wikipedia)
こんな滑稽な、という反応をされた方は、近代合理主義に囚われています。今、イラクとシリアを中心に世界で起こっている戦争の特質をまだ分かっていません。どんどん古代戦争映画あるいはSF映画のような戦争になっており、そうした発想の転換をしないといけない時代になっています。
元ムスリム、またムスリムへの伝道をしている人々は口を揃えて、「イデオロギー(思想)に対して武力では対抗できない。」と言っています。今の戦争、米国が負けると思います。アメリカはすでに、脱キリスト教を行った時点で、イスラム原理主義に負けています。思想、あるいは霊的遺産の破棄で負けたのです。クルアーン(コーラン)とムハンマドに対する弁証、そしてムスリムへの、イエス・キリストへの福音、これこそが彼らへの最高の愛の表れであり、テロリズムを潰す最も効果的な方法です。
だから、日本のイスラムの人たちにもキリストの愛を、その福音を伝えたいと願います。もちろん日本人にも!
ありがとうございます。
今朝、次のニュースが入ってきました。
Muslim beheader who tried to convert co-workers had a tattoo on his stomach “AS-SALAAMU ATAIKUM”
アメリカのオクラホマにて、ムスリムが同僚の女性を改宗しようとしたところ、しなかったので首切りをし、二人目の女性も首切りをしようとしましたが、その工場の元CEOが銃殺して止めた、という事件が起こりました。主要メディアでは、それとなく「イスラムに改宗しようとした」としか書いていませんが、彼は殺している間、ずっとイスラム教の文句を唱え、入れ墨にもオバマ大統領の言った「イスラムは平和の宗教である」を想起させる、「平和があるように」というものもありました。
Oklahoma Muslim Beheader Jah’Keem Yisrael’s Facebook Page is All About Islam
犯人のフェイスブックは、イスラムに塗り固められていました。
紹介した記事、アラブとイスラムの研究者、池内恵氏が言った通りです。リンク元の記事から抜粋します。
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実際に「イスラーム国」が欧米でテロを行う計画や組織を持っているか、というと疑問ですが、このような呼びかけに応えて「勝手に」テロを行うものや組織が現れてくる可能性は否定できません。そしてそれこそが「イスラーム国」に代表されるグローバル・ジハードの戦略・戦術論でしょう。しかし「勝手に」呼応して結果として現れる現象に事前に対処することは困難です。また、シリアとイラクでいくら組織を壊滅させても、もともと物理的にはつながりがない欧米諸国の共鳴者をなくすことはできず、かえって刺激するかもしれません。
では一件、二件、テロがあったとして、心理的には多大な影響を及ぼすでしょうが、それが直接的な脅威と言える規模のものになりうるのか、というと「恐らくそうではない」と思います。しかしテロの効果とは元来が、心理的な動揺を生じさせて政治的な大きな帰結を呼び込むところにあります。物理的な規模は小さくても、重大な政治的帰結(対テロ戦争の拡大と泥沼化)をもたらしてしまうかもしれません。
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今、起こっていることは実際にテロ行為をする人々ではないのです。その背後で動かしているイスラム過激思想なのです。これは、科学的捜査をしている警察や物理的軍事作戦によって動く米軍では、どうしようもできない問題なのです。
日本にも、イスラム国を支持するイスラム研究者たちが、有名大学にいます。一人は熱心な信者です。彼らのツイートを追っていると、日本国憲法を改憲し、コーランに基づくシャリアー(イスラム法)に変えられ、カリフ制再建、つまり国家をなくしてイスラム世界帝国になることを唱導しています。彼らの話は、近代国家にある矛盾を鋭く抉り出しているので、本気に考える人たちが出るとも限りません。
公安は日本のイスラム動向を既に監視対象にしているでしょうが、それよりも私たちは日本にいるイスラムの若い学生たちや働きに来ている人々に、自分たちはキリスト者で、イエスが死んでよみがえられ、だからこそこの方は預言者以上の方、神の御子なのだ、あなたが負いきれない罪によってあなたは責められることなく、むしろ神が責めを負ってくださったのだ、という愛のメッセージを伝えるべきだと思います。祈りを捧げていきたいです。