アリエルの旅行チームは、ワゴン車4台に乗って出発しました。私はアーノルド自身が運転する助手席に乗りました。
イスラエル人の運転はかなり荒いことで有名ですが、アーノルドもかなりイスラエル的になっています。そしてイスラエル人にはヘブル語で自由自在に話しているのも初めて聞きました。(彼はイスラエルに留学して、20-21歳の時に六日戦争が勃発して、エルサレムにいた第一目撃者であります。)
訪ねた(または遠くから見た)場所は次の通りです。
1.ヘロデ家の墓
2.ハサダ病院
3.ヤド・バシェム
4.ロシア・コロニーにあるファラフェルのお店
6.イスラエル博物館のヘロデ時代のエルサレム模型
7.ダビデの町
これを見るだけでも、99年、08年の旅行よりもかなり密度の高い旅程になっているのを伺い知ることができます。1.2.4.は初めてでしたし、その他も以前よりも詳しい説明を聞くことができました。
今回共に旅行をしている人々の特徴は、アメリカ人はむしろ少なく、オーストラリアからのグループがたくさんいることです。しかも白人ではなく、シンガポール・マレーシア系の方々です。ある方がアーノルドの教材を使って聖書の学び会を開いてから、次第に、一人一人数が増えて、ついにアーノルド本人を今年の三月にオーストラリアに招きました。
その他、カナダ人の人、ハンガリーからのホロコースト記念館に働いているご夫婦、そして現地でユダヤ人伝道の働きをしている方も共におられます。
アーノルドの旅行の特徴は、その場で聖書メッセージを聞くことなく、手短な説明を受けて、どんどん前に進んでいくことです。歩くのもとても速く、とてもエネルギッシュです。夕食の後に一時間の講義の時間があります。またすでに分厚い資料を三冊、詳しいイスラエル地図を三種類受け取っています。だから、その場で特段、長い話をしないですむようにしています。