イスラエル旅行日記 5月26日 - エルサレム旧市街(ムスリム、キリスト教、アルメニア地区)

今日は、主に以下のところを訪ねました。

1.神殿の丘
2.ベテスダの池
3.ヴィア・ドロローサ
4.聖墳墓教会
5.キリスト教地区
6.アルメニア地区
7.クライスト・チャーチ
8.園の墓
9.ソロモンの石切り場
10.旧市街の門

私たちのワゴン車は、昨日と同じダビデの町の横にある駐車場に置いて、糞門から神殿の丘に向かいます。もう数多くの旅行者の列ができており、20-30分後に神殿の丘に入ることができました。神殿の丘に入るのに検問所を通るからです。

今回の旅行で強く感じるのは、人によって見方が違うことです。デービッドは、至聖所の場所は岩のドームの横にある「霊のドーム」に位置しているだろうと言っていましたが、アーノルドはそれを少数派の意見とし、岩のドームに位置しているだろうと言いました。

そして一番大きな違いは、イエス様が死なれた所がデービッドは園の墓ではないかと言っていましたが、アーノルドは歴史的、考古学的に聖墳墓教会に位置すると主張しています。混乱していますが、これは良い経験です。一人だけの意見を鵜呑みにして教条的になるのではなく、事実を照らし合わせて、自分の頭で考え自分で検証する必要があります。

アーノルドは、昼食もいろいろ考えてくれています。イスラエル人がよく食べるものを紹介しますが、初日はファラフェルを食べました。今日はシュワルマという、薄切りの肉を入れたものです。

今回新しかったのは、キリスト教地区とアルメニア地区も見学できたことです。特にアルメニア地区の成り立ちを知ることができて良かったです。キリスト教を国として受け入れたのは、ローマの前にアルメニアであったため他のクリスチャンとは別の地区を保っています。「壁の壁」と呼ばれる地区であり、迫害を免れるため旧市街の城壁内のこの地区をさらに壁を設けている様子も見ることができました。

そして「クライスト・チャーチ」という、エルサレムで最初のユダヤ人宣教のために建てられた教会で、今でもその建物を使って伝道の働きをしている様子を聞くことができました。

そして旧市街の、まだ訪ねていない一つ一つの門を見ながら、ダビデの町の隣にある駐車場まで歩いて行きました。黄金門の所ではムスリムの墓地の中を通りました。

ムスリム墓地から見たオリーブの山