一昨年の掲載した「明日から受難週」を再掲します。
第一日(日):棕櫚の主日(Palm Sunday)
主がエルサレムに入城された日です。メシヤとして公に入りつつも、ほふられる過越の小羊としても入られました(出エジプト12:3「十日」)。
第二日(月):宮清め
主が、商売の場と化していた神殿を清められることによって、人にある宗教に対して対抗されました。そして、それを象徴するいちじくの木を呪われました。
第三日(火):教えと論争の日
小羊なるイエスが、宗教者らによって試されました。しかし、誰も対抗できず、この方の真正が残りました。そして主は律法学者らを譴責され、ご自身の再臨までに起こるエルサレムの破壊を告げられました。その間に起こる世の終わりの出来事を、オリーブ山で弟子たちに語られます。
参照聖句:マタイ21章22節以降、25章まで
(原稿と音声:マタイ伝)
第四日(水):ベタニヤでの香油
エルサレム郊外のベタニヤで、女が石膏の壷を割って香油を主に注ぎかけます。
第五日(木):洗足
この日の晩、主は弟子たちと時間を過ごされます。過越の食事を持たれますが、その時に弟子たちの足を洗われます。その時に語られた弟子に対する愛の言葉、そして至聖所の祈りとも言われる、主ご自身の御父への祈りが、ヨハネ13-17章に記されています。
そして血の流すほどの悲しみと苦悩の祈りをささげられたゲッセマネもこの夜に起こっています。
参照聖句:
マタイ26章17-46節(原稿1・原稿2・音声1・音声2)
ヨハネ13章(原稿・音声)
第六日(金):受難日
イエスが十字架につけられた日です。逮捕、嘲笑、たらい回し、茨の冠、死刑判決、涙の道、十字架上の七つの言葉。
参照聖句:マタイ27章1-61節(原稿1・原稿2・音声1・音声2)
第七日(土):安息日
この日は、主が葬られています。
第八日(日):復活祭
主がよみがえられました!
参照聖句:ルカ24章(原稿・音声)
そして、受難週を思い巡らすのに適切なサイトをご紹介します。
聖句箇所
http://www1.ocn.ne.jp/~bp200702/junan.html
詳しい背景と瞑想
イエスの「最後の一週間」プラスの瞑想
信者による過越の食事(動画)
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