ぜひじっくりと観て、それからご紹介したい三つの記事があります。先に紹介した「第三の標的」の著者である、ジョエル・ローゼンバーグ氏によるものです。(ちなみに、当ブログで「ジョエル・ローゼンバーグ」を検索にかけると、彼がこれまでどのようなことを話し、行なってきたかフォローできます。)
後で、特に②と③は情報を追加していきます。なので、またこちらのブログに後でいらして、続きを読んでください。:)
① 黙示的イスラム教の終末論と聖書的終末論の違いは何か?
What’s the difference between Apocalyptic Islamic eschatology & Biblical eschatology?
ジョエル・ローゼンバーグ氏は、まず、「イスラム過激主義(Radical Islam)」の範疇をさえ越えてしまっている、「イスラム黙示主義(Apocaplytic Islam)」の脅威について述べています。シーア派においてはイラン、スンニ派においてはイスラム国が顕著です。彼らの考える神の国の到来を早めるために、不信者を文字通り滅亡させることを目的としています。アルカイダやハマスなどの過激主義は、攻撃はしこそすれ全て滅ぼすことまでは考えていません。
そこで、「終末論」そのものについてですが、これは聖書が強調している神のご計画の完成であります。では、新旧約聖書の持っている終末論は何か?これについて詳しく教えてくれています。
黙示的イスラム | 聖書的キリスト教 | |
メシヤ | イマム・アル-マディ | 主、ナザレのイエス・キリスト |
メシヤの代理人 | イエス | ダビデ |
戦いの種類 | 暴力によるジハード | 物理的ではなく、霊的戦い |
ユダヤ人やイスラエルに対する態度 | 憎み、殺せ | 愛し、祝福しなさい |
敵に対する態度 | 憎み、殺せ | 愛し、祈りなさい |
黙示的戦いの場所 | シリアのダビク(スンニ派) イラクのクファ(シーア派) |
イスラエルのハルマゲドン |
メシヤが統治する都 | メッカ | エルサレム |
王国を建てる者 | 人間 | イエス・キリスト |
王国の到来を早める方法 | 虐殺 | 全ての者への福音宣教 |
②イスラム国が中東で対キリスト教徒の虐殺の戦いをしているが、新しい国連の報告は背筋が寒くなる詳細となっている。
③「カリフ制 対 御国」キリストの「御国の福音」とは何か、それがなぜこのような暗き時代にあって希望であるのか?
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