女王バビロン

 

今、イザヤ書を学んでいて間もなく47章に入ると思います。そこで目に留まったのが、「おとめバビロンの娘」「王国の女王」という言葉です。彼女は、「いつまでも女王でいよう」として、ユダヤの民など奴隷で酷使し、そして、「私だけは特別だ(直訳は、「私だけで、ほかにはいない」)」と、イスラエルの神のごとく振る舞っている姿を見ます。

どうして主なる神は、このように女王としてこの都を形容されたのが?今の、立体写真を見る時に、圧倒されました。こちらのサイトです。

Babylon 3D

babylon01

これなら、確かに、「私はいつまでも女王でいよう、私だけで、ほかにはいない。」という、とてつもない奢りと安住の中に生きるだろうな、と思いました。そして、このバビロンをペルシヤ人クロスを通して一夜にして倒すことを、前もって宣言された主は、どんなにか大きい方、偉大な方だろうかと思いました。また、こんなとんでもない大きな国に、エルサレムがぺちゃんこにされたことを思います。「虫けらのヤコブ(41:14)」と主が呼ばれた意味が分かりました。

バビロンについての記録は、ギリシヤ人のヘロドトスの「歴史」の中に描写されています。日本語での紹介ページがありました。

「バビロンの町の規模はこのように巨大なものである」
(1-178)
「他に例のないほど美しく整備された町である」
(1-178)
「高さ200ペキュスの城壁が町を囲んでいる」
「城壁の全長にわたって100の門があり総青銅造りで」
(1-178,9)
「聖域の中央に頑丈な塔が建てられ・・・8層に及んでいる」
(1-181)
「もう一つの神殿にはゼウス(ベル)の巨大な黄金の座像が安置され」
(1-183)
「幾年でも篭城に耐えられるだけの食料を
あらかじめ城内に運び入れていた」
(1-190)
しかし、クロスがしたことが次にあります・・
「運河によって川の流れを沼になっているところに誘導し、
川の水が退いて歩いて渡れるようにしたのである」
(1-191)
ダニエル書5章のベルシャツァルがしたことも・・
「その時刻には踊り狂い飲めや歌えやの大騒ぎで」
(1-191)
「バビロン地方は穀類の産出では飛び抜けて最高である」
(1-193)

このサイト主が作ったYoutube映像と、その他、もう二つのバビロンの立体映像を紹介します。

https://youtu.be/_EPc6Gn9-z

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