今年に入り、ますます、私たちの主の到来を待ち望む時に入っていると感じています。
①「世界で何が起こっているのか?」ジョエル・ローゼンバーグ
ジョエル・ローゼンバーグ氏による今年のEpicenter Conferenceは、10月6‐7日カルバリーチャペル・コスタメサで行われました。
その前座でしょうか、10月5日、水曜礼拝においてジョエル・ローゼンバーグ氏に牧者ブライアンは語ってもらいました。
今年、多くの国で、それぞれの国で前代未聞の災害を受けましたね。米国ではハリケーンと洪水、山火事、メキシコでは大地震、バングラディシュの洪水、「国家史上最悪」という文字が並びました。災害だけでなく、国々の揺れ動きも最大級のものばかりです。シリア内戦は、世界大戦後最大の人道危機と言われていますし、「最悪」「最大」「前代未聞」という言葉が並びました。
「まことに、万軍の主はこう仰せられる。しばらくして、もう一度、わたしは天と地と、海と陸とを揺り動かす。わたしは、すべての国々を揺り動かす。(ホセア2:6‐7)」
ところで私は個人的に、ジョエル・ローゼンバーグ氏はとても尊敬しています。第一に、聖書をそのまましっかりと信じており、その解き明かしにバランスが取れています。第二に、聖書預言にありがちなセンセーショナルな見方はしません。第三に、実際にイスラエルと、その周囲のパレスチナ人、アラブ人たちを祝福する働きをしています。日本にいると、どうしても小さい視野でしか物事が見えなくなりがちです。けれども、世界は荒れに荒れています。私たちキリスト者がしっかりと御心を行なうために、聖書預言のセミナーのようなものを自分もしなければいけないなあと思い、祈り始めました。
② 正しい歴史観、第一世界大戦を見る
高原剛一郎さんによる講演です。
聖書預言というと、何か終末を予想するオタク的、オカルト的な聞こえがするかもしれませんが、いいえ、それは一部の行き過ぎたセンセーショナルなものが目立つからです。本来は、しっかりとした歴史観を持って今の時代を生きる道を与えるためのもので、それは人類の歴史、千五百年に渡って前もって、実際に起こる前に歴史を伝えて来て、その信憑性が試され耐えてきた聖書は、私たち人間にに確かな指針を与えます。高原さんはその本分は、イエス・キリストを伝える伝道者でありますが、同時にこの講演で第一次世界大戦が、いかに特異なものであり、それ以前の歴史になかった新たな段階に入ったことを、分かり易く伝えています。聖書解釈は、私が以前書きました、オリーブ山でのイエス様の話にシンクロしていました。
③ ロシアの歴史と聖書預言
これも高原さんの講演です。
なぜロシアが、歴史の中でこれだけ大きな領土を持つ国となったのかを説明し、そしてロシアがそのように領土拡大する千年以上も前に、それを預言し、かつイスラエルに侵略するという、将来のことまで伝えていることを解説しています。