「殉教者の声(Voice of Martyrs)」という、迫害下のキリスト者を支援し、また福音宣教をしている団体がありますが、北朝鮮内にいる信者から、北朝鮮内の状況と、神の慰めを伝える手紙が掲載されていました。この方は、聖書の音声ファイルの入ったMP4プレーヤーで聖書を聴いていた人ですが、このような手紙を書いています。
「祈りながら、生ける希望を抱いています。国境地域よりも、平壌・新義州の地域に、伝染病が拡がり、非常に深刻な状態です。飢え死にするか、伝染病に罹り感染して死ぬか、どちらにしても絶望的な状態ですが、この方を知った今は、恐れが消え去りました。再び、感謝します。
朝鮮・新義州から 2020年3月10日」
ニュースでは、完全に隠れている情報ですね。(ちなみに、北朝鮮の朝鮮語には、外来語がほとんど使われないので、コロナウィルスという用語ではなく、「伝染病」と書いています。)医療体制が著しく劣っているでしょうから、相当なものなのでしょう。しかし、それにも増して、”この方”を知っている兄弟(姉妹)は、恐れが過ぎ去りました!
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