教会での会話にある霊の戦い

友人の牧者が、毎年の秋の合同修養会で話すことは、「修養会の中での言葉のやり取りなどでも、誤解や意見の違いなどで、試みを受けることがある。そういったことも含めて、霊の戦いの側面があることを知って祈ろう。」ということです。

教会においては、何気ない言葉のやり取りで、思いもよらない誤解があります。例えば、興味深いのは、関西出身の人たちの表現が気が利いたもので、関東の人が文字通り受けとめて、傷を受けたり、憤慨したりするとか。その他、本人がちょっと気が逸れて、挨拶することができなかったり、また、その人が一週間、信仰の戦いがあって、それで疲れていたとか、いろいろあるでしょう。

conversationそこから出てくる言動で、自分の気分が害されても、大事なのは次です。

①裁かない

だって、その言葉を正しく自分が理解しているか、大方分からないからです。「こんなこと言われて傷ついた」という言葉をしばしば聞きますが、そう言っている時に「自分が、早まった判断をしてしまっていることはないか?」と心の中で戒めてみませんか。

あなたがたは、主が来られるまでは、何についても、先走ったさばきをしてはいけません。(1コリント4:5)」 続きを読む 教会での会話にある霊の戦い

キリスト教会の反政府的活動

下のビデオについて、FBのある場所で、以下の投稿とコメントを入れました。(一部修正)

https://youtu.be/eT74N2yOkao

これは、キリスト教関係者が、特に教会指導者やマスコミが、重く受け止めなければいけない、国会で語られている内容です。特に国家公安委員長が、キリスト教会の中において反政府的活動が信仰の名によって教えられていることを、「平素から、相当関心をもって、必要な情報は集めている。」とのことです。

どの世俗国家、政府においても、このようなことは行なっています。それは、なにも戦前の一時期、特高が治安維持法の中で行なっていたこととは限らないのです。社会的破壊活動につながりかねない動きは、情報収集、監視し、そして違法行為をしているのであれば取り締まれるようにしている、ということです。それが良い悪い別にして、これは世界中の国々で行なっていることです、自由・民主主義の中でも。

これは、国が納税させているのと同じです。脱税すれば捕まります。反政府的な破壊活動をすれば捕まります。

そのような重みをもって、過激派が入り込み、騒擾罪を犯しかねない運動や活動に、安易に、信仰の名によって信者に関わりを持たせるところまで信者を導いている動きについて、このような当局の監視活動が行われているということは念頭にあるのでしょうか?例えば、既にSEALDsは公安監視対象ですが、福音派のキリスト教指導者がそこに関わる若者を逆に励ましている投稿などを見て、私は目眩が少ししました。

権力が、イエス様が主であることの告白に介入してくるのであれば、主を選び取ることの覚悟は必要です。しかし、実を否定し、形だけの「迫害」「弾圧」に成り下がらないように、切に願います。 続きを読む キリスト教会の反政府的活動

エゼキエル1章、10章のケルビム

今日から、教会ではエゼキエル書の講解が始まりました。

エゼキエル書1章28節「主の栄光と臨在」(音声 ・ 原稿

エゼキエル書1‐3章(音声 ・ 原稿

主が栄光をもってエゼキエルに臨んでくださいましたが、その御座の下にいたのはケルビムでした。その斬新な幻は、この預言書の中核をなしますが、今のコンピューターのグラフィックがあるからこそ、描ける、黙示的な幻かもしれません。ユーチューブで、日本語訳字幕ありの動画がありました。

とてもよく描けていると思いますが、それでもまだ本文を比べると、完全ではないと感じます。でも、完全に描けるものではないですね、元々。固定概念が付かないように、他のもご紹介します。

う~ん、良く描かれています(・・が、翼が重なり合っていない)。 続きを読む エゼキエル1章、10章のケルビム

シリアの廃墟

あまりにも痛々しい映像です、しかし主は私たち以上に痛みをもって、次の預言をしておられます。

ダマスコに対する宣告。見よ。ダマスコは取り去られて町でなくなり、廃墟となる。(イザヤ17:1)」

映像は戦争前のアレッポと、現在のアレッポです。(アレッポは、ダマスカス(ダマスコ)からすぐ近くの、シリアの町です。)

リベラルにある「キリスト教徒恐怖症」

まずは、次の記事をお読みください。

ウィキリークス、クリントン陣営のカトリック・福音派侮辱メール暴露、キリスト教指導者ら謝罪求める
(注:私は、引用元のニュースサイトについて賛否両論のある団体であることは知りつつも、多くの一般記事は、事実を伝えており、日本語に訳されているという点で時々、シェアしております。)

ウィキリークスによって、ヒラリー陣営のスタッフのEメールの内容がハッキングされ、暴露されているニュースが続いています。かなり多くの衝撃的な内容が書いてあります。例えば、

1.ヒラリーは嘘つきだと皆が知っている
2.ヒラリーの同性婚についての「本当の」見解
3.サウジアラビアがイスラム国に資金提供
5.最低賃金は雇用に悪いことを知っている
6.民主党がトランプを推す企みを持っていた。
7.ベンガジ事件は、問題視されるに妥当なこと
8.ヒラリーの弁護人は、司法の介入を阻止したことを認めている
Damning Takeaways from ‘October Surprise’ Email Hack from WikiLeaks–This Looks REALLY Bad

民主党の選挙対策本部自身が、自党の主張を本音では信じていないこと、またヒラリー氏が政治責任を全く取っていないこと、また、犯罪を犯したことを認めていることになっています。これはかなり衝撃的ですが、しかし、私たちキリスト者に直接関わる内容が先の日本語に訳されている記事です。

その中で興味を持ったのが、「キリスト教徒恐怖症(Christianophobia)」と呼ぶべき人々が米国内にいるということです。今は、同性愛恐怖症(ホモフォビア)や、イスラム教恐怖症(イスラムフォビア)という言葉でしばしば使われていますが、実際にこのような人々が政治中枢部にいることが、はっきりと言葉として書かれていることは注目に値します。 続きを読む リベラルにある「キリスト教徒恐怖症」

ロシア、イラン、トルコ、世界情勢の激変

以前、記事「聖書信仰による世界観」において、高原剛一郎さんの講演を紹介させていただきました。最近の講演を紹介します。

米国大統領選が間近な中で、ロシアが選挙にまで介入していると噂され、またプーチン氏が母国に外交官などの家族を帰国させているなど不穏なニュースが入っていますが、今、しっかりと上の講演にある世界情勢の把握と、聖書に書かれているイスラエルと周辺の状況を改めて把握しておくべきです。

ロシアによる中東関与が、イランからさらに今、トルコに至っていることについては、詳しく「「サイクス=ピコ協定 百年の呪縛」②」において説明しました。ぜひそちらを読んでください。それから最近の動きを紹介します。

プーチン・エルドアン両大統領の会談開始:西側の懸念は現実のものに
プーチン、エルドアン両大統領の連合は世界のパワーバランス変える可能性
ロシア・トルコ首脳会談、ガスパイプライン建設で合意

そしてロシアはシリアを梃子に、どんどんイスラエルに近づいています。 続きを読む ロシア、イラン、トルコ、世界情勢の激変

再度紹介「愛:さらにまさる道」チャック・スミス著

lovethemoreexcellentway以前に何度か紹介している本です。

「愛:さらにまさる道」チャック・スミス著
日本語訳への直リンク

日本語訳ですが、文字が薄い、文字が重なっているという問題がありましたが、昨日、PDFファイルを差し替えてもらいました。もっと見やすくなっていると思います。

いつになっても大事なことが書かれています。読んでみてください。

そして、その他のチャック・スミスによる日本語訳は、missioncalvary.comのサイトへ行ってください。そして、そこから選んだお勧めの本や原稿は、「翻訳メッセージ」に行ってください。

秋の修養会2016年

ロゴス・クリスチャン・フェローシップとカルバリーチャペル西東京合同の、恒例とな「秋の修養会」を10月8‐10日に行ないました。場所は狭山市の智光山荘です。大きな智光山公園の中にあります。

calvarychapelDNA

西東京の教会の牧師、山東さんが作成した修養会の冊子は面白くて、上のイラストを表紙の一部とた本のような表紙になっていました。そこにいろいろな副題が書かれていますが、「聖書からではなく、聖書をそのまま伝える」「あなたは自分の教会をしっているか」「次の世代に本当に伝えるべきことは何か」”Knowing My Church”「自分の所属する教会を正しく知ることは他の教会を尊重することにも繋がる」など、書いてあります。 続きを読む 秋の修養会2016年

カルバリーチャペル・アジア宣教大会2016年

thai_chaingmai9月25日の夜から10月5日まで、海外に行っておりました。9月26日から29日まで、私たちにとっては初めての、カルバリーチャペル・アジア宣教大会に参加しました。場所はタイのチェンマイです。

タイは私たちにとって、初めての国でした。飛行機から見えるその緑豊かな風景、そして降り立った時の、暑いけれども、何とも言えない柔らかな湿気、そして人々の優しさは、とても日本と親和性があると思いました。聞く所によると、物を置き忘れても誰も盗っていかないとのこと。挨拶する時の手を合わせたお辞儀など、仏教の影響が良い意味であるのでしょう。ただ、福音宣教としては、日本と同じような課題を抱えていることは想像できました。

カルバリーチャペル・コスタメサ主催のアジア地域の宣教大会は、何年も香港で行われてました。けれども市内の中のホテルで、外に出れば繁華街であり、ホテル代も高かったそうです。それで、タイに去年から移しています。ここの利点は、カンボジアなど、他の東南アジアの国々で働きを行なっている人々、また信教の自由が制限されている国々からも、比較的容易に来やすいことがあります。それで、多くのキリスト教の団体がチェンマイに来て、同じように大会を開いたりするのだそうです。主催側は企画時に東アジアからの国々からは不便になるのでは?という心配があったのですが、私たちは、香港に行くのと同じような飛行機代でした。

泊まったところは、「ホライズン・ビレッジ&リゾート(Horizon Village & Resort) 」です。 続きを読む カルバリーチャペル・アジア宣教大会2016年