今月の、月刊「いのちのことば」11月号に、小生の本書の書評が掲載されました。これまで書いたことの短いまとめですが、ご笑覧をいただければ幸いです。
~~~~
不穏な動きに霊的に備えるために
十分な知恵を与えてくれる
私が信仰をもって聖書に取り組んで以来、本書ほど戦争についてはっきりと知ったことはないと思います。読みながら、圧倒的な神の臨在を感じました。
*
まず、邦訳出版が戦後七十年の終戦記念日という節目であり、今と当時の状況が似ています。第一次世界大戦を経て、第二次大戦が勃発した直後に、礼拝において五回連続で講解説教したものということですが、現在、世界ではイスラム主義のテロ拡散、国々の軍拡があり、国内では、平和主義の定義について世論が分かれています。そうした不穏な動きに霊的に備えるための十分な知恵を与えてくれます。 続きを読む 「神はなぜ戦争をお許しになるのか」④