検問所 - イスラエルの日常生活

今日は、イスラエル旅行の準備のため、参加希望者の方々から受けた質問に答えたりして、一日が過ぎました。その中で、イスラエル兵になるための基礎訓練の動画や、正統派ユダヤ教の若者の踊りなどの動画を見たりしたときに、次のドキュメンタリー映画を見ました。

Checkpoint – every day life in Israel
https://youtu.be/7nGPg6LscMk

本当に良くできた映画です。今のイスラエル・パレスチナ紛争において、悲劇的なのはイスラエル人にしても、パレスチナ人にしても政治的な視点からしか見られていないことです。彼らがそれぞれ生身の人間であるにも関わらず、マスコミによって作り出されたステレオ・タイプがその素顔を見えなくさせています。

この映画には、私も記憶に覚えているナブルスの様子がしばしば出てきます。私がそこを訪れたのは2010年であり、この映画の撮影は2002-2004年で第二次インティファーダ辺りです。したがって、最もイスラエルとパレスチナの間の紛争が激しかった時であり、その時に一般のパレスチナ人がいかに生活の不便を強いられていたかを物語っています。私が訪れた時は、このような風景があったことさえ想像できない平穏な風景が広がっており、確かにパレスチナの人々は検問所を通らなければいけませんでしたが、いたって簡単な検査でした。 続きを読む 検問所 - イスラエルの日常生活

恵比寿バイブルスタディのお知らせ(11月28日)

みなさんへ

お元気ですか?かなり冷えてきましたね、お体に気をつけてください。
今週の恵比寿バイブルスタディのお知らせを致します。

日時:11月28日(水)午後7時から
場所:目黒区立 田道住区センター三田分室 / 2階 第一会議室
聖書箇所:サムエル記第二19章以降
(その後の予定は12月12日です。)

ダビデがエルサレムに戻るところを学びます。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

キリスト者として、自民党の改憲草案に反対する

日本のキリスト者の方々へ

総選挙が近づいていますが、以下の記事にある情報は、キリスト者やキリスト教関係者の方々にとっては、最大の懸念事項になると思います。ぜひご一読ください。

キリスト者として、自民党の改憲草案に反対する

改憲案、第二十条にこうあります。

(信教の自由)
第二十条 信教の自由は、保障する。国は、いかなる宗教団体に対しても、特権を与えてはならない。
2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3 国及び地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教のための教育その他の宗教的活動をしてはならない。ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。

最後の文「ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。」とあるところが致命的です。この社会的儀礼と習俗的行為がほとんどが宗教行為であるにも関わらず、2項と完全に矛盾していることに気づいていません。

まさにダニエル3章に出てくる、ネブカデネザルの造った像を儀礼として拝ませていたところ、宗教的確信と良心からそれを拒んだダニエルの友人三人の話しと全く同じ挑戦を突きつけられていることになります。

ここで大事なのは、これは右か左か、どの政党を支持し、どのような思想を持っているかに関わりなく、信仰の問題なのだということです。日本に横たわる多神教的精神土壌と権力が絡み合い、かつ大衆受けなども狙って、悪魔はこのような形で牙を剥きます。同じように与党を狙った当時野党であった民主党が、このようなことを行ないました。

「創憲」提案で「一神教」批判--民主党憲法調査会中間報告

私は比較的保守的な見方をする人物ですが、自民党改憲案第二十条を見て、完全にアウトだと思いました。

しなければいけないこと。まず祈ります。上のブログ記事の牧師さんの言われるとおり、熱心に日本のために祈る必要があります。

次に、自民党に訴える必要があります。主の配剤でしょうか、自民党の幹事長は今、クリスチャン議員の石破さんです。彼また、他のクリスチャンの自民党議員に直接訴えるのが良いでしょう。

石破茂オフィシャルサイト 問い合わせ

谷垣禎一元総裁
(クリスチャン議員の祈祷会等に参加している)

そして、それぞれの教会の教団や指導者の方に、上の記事の情報を伝えて、教会や教団からの懸念・反対表明をされると良いと思います。先の以前の民主党創憲案も、民主党クリスチャン議員の働きかけで一神教批判の文言が削除されました。

最後に大事なのは、私たちの信仰の自由は国家権力によっても勝利する、ということです。つまり、このような宗教行事に参加しなければいけない圧力があっても、なおのこと主を選び取る自由をしっかりと守る、ということです。それを普段からしているでしょうか?家庭の仏壇や神棚において、職場における宗教の絡んだ公の行事において、仏式の葬儀において、されているでしょうか?知恵を主からいただきながら、私たちの信仰と証しが、これらの悪に高らかに勝利していることを覚えていきましょう。

イスラエル旅行準備会 第三回のお知らせ

2013年2月に出発する、ロゴス・ミニストリー主催のイスラエル旅行、準備会(第三回目)のお知らせです。

11月23日(金)午前10-12時
場所:東京日暮里国際教会詳しい場所の説明は、上のリンク先に行ってください。

内容は、「新約時代のイスラエル」です。以下の本を読まれると良いと思います。「イエスの時代の日常生活

まだ申し込まれていない方も、準備会の参加を歓迎します!まだ申込はできると思いますので、ぜひこれを機会にご参加を考えてみていただけませんか?

ガザ攻撃とイラン

ガザ地区からのロケット攻撃、イスラエルのガザへの応酬がここ数日、激しくなっています。恵比寿バイブルスタディの参加者の方で青木さんという兄弟が、ご自身のフェイスブックで詳しく情勢解説を書き記しておられます。とても参考になるので、ご本人の許可の上、掲載させていただきます。(日にちのところのリンク先をクリックすれば元記事が読めます。他の関連記事も読むことができます。)

大事なのは、これがイランが黒幕の代理戦争になっていること、です。エゼキエル38章の預言をまた見つめなおす時です。

(またイスラエル在住している日本人による、こちらの記事も参考になります→ 「キパット・バイゼル」。イスラエルの迎撃ミサイル「アイアン・ドーム」はヘブル語では何と、「鉄のキッパ」だということ。「鉄」は文字通りではなく強さを表します。黙示録19章の再来されるイエス様の「鉄の杖」を思い出しました。)

では、青木さんの記事です。

11月15日「イスラエルとキプロスの間に発見された海底ガス田を巡る超大国の駆け引き」

最近になってイスラエル沖にその名も「リバイアサン」と呼ばれるガス田が発見されたが、海底ガス田はさらにキプロス島沖まで広がっている。この巨大な海底ガス田に大国が目をつけないはずがない。

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日本人に対する伝道と弁証

先週、カルバリーチャペル・バイブルカレッジ東京にて、上の題名で講義を行なわせていただきました。その原稿をここのブログに掲載したところ、大きな反響がありました。

Evangelism to Japanese People
(Note: For English readers, go to the link and read the original manuscript.)

ある牧師からこれを日本語に訳してほしいとのリクエストがありました。内容は、実はロゴス・ミニストリーのホームページや本ブログで書かせていただいたことなのですが、改めて日本人への伝道と弁証を考える上でご参考にしていただければ幸いです。翻訳ではなく、同様の内容のものを、なるべく日本語を話す人向けに書き直したいと思います。けれどもまた、日本人である私たちにはあまりにもありふれていて、当たり前だと感じる部分もあるかもしれません。その時は、欧米のクリスチャンがどういうところで日本人伝道に課題を感じているのか知るための背景知識だと思っていただければ幸いです。それでは原稿の内容を書き記してみたいと思います。

【原稿の内容】

私は日本人ですが、1997年から日本への宣教師として遣わされ、2005年から2010年までは海外宣教に携わっており、宣教に対する情熱を持っています。2010年末に帰国し、2011年初めに「ロゴス・クリスチャン・フェローシップ」という教会を、東京中心部で始めました。仲間の多くが信仰歴二年も満たない新しい人々ばかりですが、主がそのような収穫を与えてくださったことを感謝しています。 続きを読む 日本人に対する伝道と弁証

Evangelism to Japanese people

I shared at Ministry Class at CCBC Tokyo this morning (Thank you for inviting us!). Here was the manuscript;

Evangelism to Japanese People

1A Polytheistic Belief
    1B Superiority of the Creator
    2B Problem of Syncretism
         1C Japanese People
         2C Missionaries
2A Family Relationships
     1B Discipleship of Jesus
     2B Paul’s Evangelism
3A Continuity of Life and Death
     1B Death and Resurrection
     2B Salvation by Grace

Text

My name is Kiyo. I have been a missionary to Japan since 1997 and I’m a native Japanese. My wife and I, however, have been overseas for 5 and ha half years, from 2005 to 2010. So, our hearts are always on mission. We came back to Japan in the end of 2010, and in 2011, we started church planting in downtown Tokyo. Name of our church is “Logos Christian Fellowship”. We praise the Lord for His harvest because most of the members are very new in the Lord for less than 2 years.

The other day, Pastor Bob from CC Honolulu came to Tokyo. During our conversation, he asked me if I know any good Christian apologetist to Japanese people. I said “No”. When Japanese believers ask me regarding apologetics, I usually recommend the following two books: One is “Case For Christ” and the other “Case For Faith” by Lee Strobel because the questions raised in those books are the same common questions held among Japanese non-believers.

But there are issues that are not written in the books because they are unique to Japanese situation. First issue is their strong polytheistic belief. The second factor is the strong bond among family members. The third one is their strong emotions concerning death and funeral.

Today I would like to make an attempt to share with you how to effectively share gospel and present apologetics to Japanese people. First I would like to share my experience of my own salvation and also my parents.

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恵比寿バイブルスタディのお知らせ(11月14日)

みなさんへ

今週の恵比寿バイブルスタディのお知らせを致します。

日時:11月14日(水)午後7時から
場所:目黒区立 田道住区センター三田分室 / 2階 第一会議室
聖書箇所:サムエル記第二17章以降
(その後の予定は11月28日です。)

ダビデの息子アブシャロムの哀しい終わりのところを読みます。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

To my loving American Christian brothers

I’m an outsider of America, but as a believer who spent spiritually significant several years in the country, I also want to lament for sharp decline of her spiritual strength. But the below sentence caught my attention.

God is shaking our nation to get our attention, to get Christians — first and foremost — to wake up and focus on Him, not on Washington.
http://flashtrafficblog.wordpress.com/2012/11/07/so-what-now-7-sets-of-questions-to-ask-after-president-obamas-reelection/

Although politics have its place in God’s plan, biblical view of governments is that God is sovereign and does His will in spite of low moral state of the government and its leaders. Nebuchadnezzar is a classic example. Daniel was a faithful witness to him in spite that the king was a pagan and merciless tyrant.

I am a missionary who experienced a few countries, including one that limits exercise of religious freedom. From the experience, I know an anti-Christian government and regime doesn’t mean Satan is on its throne; but rather God actively uses the government for His glory and advancement of His spiritual kingdom.

Although the country implements abortion in order to restrict the polulation growth; but Christian churches do not follow the rule and rather enhance orphanage and fostering. I don’t know about homosexuals, but I assume they preach against the sin and help homosexuals get free from the bondage through preaching of the gospel. They do not cry out nor try to draw attention through media when somebody gets put into prison, but they gladly receive the persecution knowing it is God’s will to suffer as Christ suffered.

They already have premise that it is not the government that saves them but God of the Christ who does save them. And it is not the government who implements biblical values but the Church of Christ who implements them and the Church is victorious over the government because she is given power to overcome the gate of Hades.

Can you think and imagine a future that while America and her political leadership will get even worse than now, more ungodly, immoral, and even satanic, the number of Christians will grow and they make further commitments to Jesus Christ? The two trends are not dichotomy, rather they can mutually co-exist with eath other, because the light (Church) shines in the darkenss (corrupt, political government).

In a certain country, Christians “walk” six hours to get to church, and they have six hours of worship service. If a pastor ends with 45 min. message, they will complain because they made the sacrifice of 6 hour walk to hear God’s word. Do we have the thirst? Which church does Jesus commend and bless, the persecuted, poor church, or successful, wealthy church (Revelation 2-3)? The answer is obvious.

Therefore we should not regret; but rahter we must have strong hope in God. I love America even though I’m not an American. But I love God more than the dream of America, and I’m sure He will bless the country in spite of her decline.

10月28日/11月4日の礼拝のお知らせ

LCFの礼拝は両日とも、午前のみとなります。

10月28日(日)午前11時より
場所:東京日暮里国際教会内
特別賛美・説教者 高宮トラビス(カルバリーチャペル所沢牧師)
※すべて日本語による賛美・説教となります。

11月4日(日)午前11時より
場所:東京日暮里国際教会内
説教者:ボブ・ヘーグ(Bob Haag)
ボブ・ヘーグさんは、私たちがカルバリーチャペルコスタメサに通っていた頃、お世話になった宣教担当牧師です。確か80年代からだったでしょうか、日本に短期宣教に来ていて、日本への愛はとても熱い方です。今回は、11月5-7日にある日本カルバリーチャペルの牧会者・宣教師修養会の講師として来日されますが、私たちの群れに訪問してくださいます!(日本語通訳を入れます。)