トランプ米政権による「世紀の取引、中東和平案」

 昨晩、トランプ政権の作成した、「世紀の取引(Deal of the Century)」の、初めの50頁ぐらいの骨子になる部分だけを、じっくり読んでみました。以前、マスコミから漏れ聞いた話と重なっていました。

Peace to Prosperity | The White House

「土地と平和の交換」から「現実的な二国家案」へ

   一言でいうならば、この骨子が言っているように「現実的な二民族・二国家」案です。イスラエルに対しては「安全保障」について、パレスチナに対しては「経済発展」について、的を射た議論をしています。

イスラエル人の心に埋め込まれた「防護壁」

 イスラエルは、建国時、労働党という左派政党が主流となって長いこと国の運営をしていました。途中で、ベギンという右派の政治家が首相となり、リクード党が始まりましたが、全体が左派から右派になったのは、「オスロ合意」の事実上の破綻からです。

 私が初めてイスラエルに行ったのは、1999年のこと、その時にベツレヘムに行きましたが、とても賑わいを見せていましたし、イスラエル領から、いつ、パレスチナ自治区になったかわからないほどでした。しかし2000年9月28日に第二次インティファーダ(蜂起)が起こり、そのきっかけというのは、「土地と平和の交換」の原則に基づいて、時のエフド首相がアラファト議長に、信じられないほどの譲歩を見せたはずなのに、アラファトがそれを一蹴、その代わりに、自爆テロを仕掛けてきました。 続きを読む トランプ米政権による「世紀の取引、中東和平案」

ゴーンの逃げた中東で、どでかいニュースが年末年始に登場

以下の拙文章が、ソルティーに掲載されました。まず、リンク先をご一読ください。その後で、下にある補足の文章をお読みください。

聖書から「時」を視る −明石清正−~ ゴーンの逃げた中東で、百倍大きなニュースが年末年始に登場 ~

日本での報道は、専門家も含めて、あまりにも反米、反トランプになっていて、イランの宣伝をそのまま流していて、鵜呑みにしています。大事だと思われる記事を紹介いたします。

「米軍が殺害、ソレイマニは大量殺人テロの親玉だった」

「米国がテロ組織指定した「世界最凶」国家軍事組織」

「中東の最重要問題に浮上したイランの国家的テロ組織」

こちらの記事も大事です。私も基本、イランという国は魅力的で、いつかぜひ行ってみたいです。イラン人の人たちも良い人たちだと思います。けれども、イランの現体制というのがいかに異常なものかは、知らないといけないと思います。

「「親日」に惑わされてはいけないイランの現実」

宣教大会で、イラク系アメリカ人の宣教師と、イラン系アメリカ人の宣教師の両方に会いました!

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