「亡国の環境原理主義」から思う似非キリスト教

 この本を読んでいます。内容は、著者ご本人が以下の記事で書いています。

亡国の環境原理主義

 地球温暖化問題・・実は、これは苦手意識があり、避けてきた問題です。一つに、あまりにも二極化が進み、気候変動に対する懐疑派との対立が非常に大きいことがあります。もう一つは、数字との戦いがあり、私は理系肌では全くないので、避けてきました。

 けれども、もはや個人的には避けられない問題かな?と思いました。いや、一つの線につながってきたので、ようやく何か言える問題だと思いました。

 そのきっかけを作ってくださったのは、たまたま、教会に、関連する分野をお仕事にしておられる方がいることです。彼が私に、「環境”正義”という言葉が欧米で使われている。その正義って、キリスト教があるから出てくる発想ですよね?」と感想を求めてきました。日本では二酸化炭素を「減らす」ことで貢献するというのが、理解だけれども、二酸化炭素自体を悪と見なす二元論が気になっていて、それは、もしやキリスト教から来ているのでは?ということです。

 一般の日本人で、この分野に詳しい人であれば、キリスト教が背後にあるのでは?という発想をするはずだと、私も強く思いました。案の上、本書では、次のようなくだりがあります。 続きを読む 「亡国の環境原理主義」から思う似非キリスト教