2004年11月29日 PLO議長候補者/ガザ撤退案折衝
2004年11月23日 エジプト軍兵士を誤射、など
2004年11月14日 アラファトの死
2004年11月8日 最年少の自爆テロなど
11月第5週
11月第4週
1.黙示録成就の序曲?
アメリカのいくつかの州でも条例化されているが、イスラエルでも犬の管理に関して、新しい規則が設けられた。今後、新たに犬を飼う場合、犬の皮膚の下に米粒大のマイクロチップを埋め込むことを義務付けられることになった。マイクロチップによって、保護された迷い犬の飼い主がすぐに判別でき、さらにその犬の医療披瀝なども検出されて、適切な治療に役立てることも可能だ。しかし、同時に犬が人を噛んで傷つけたりするなら、その飼い主は自分のオーナーシップを否定することができなくなる。
非常に便利なシステムであるが、黙示録ですべての人の右手か額に刻印が押され、その刻印のないものはものを売買することができなくなるとの預言を覚えるときに、人間用のマイクロチップが法令化されるようになるのもさほど遠いことではないように思われる。
2.イナゴの来襲
北アフリカから飛来してきたイナゴが、シナイ半島でも見られるようになり、憂慮していたとおり19日の金曜日にネゲブ南方にイナゴの第一波が飛来してきた。その後、土曜日にさらに大きなイナゴの群れがエイラートや死海の地域にも及んだ。イナゴの災害は1959年と61年以来で、空中からの殺虫剤の散布などで対応しているものの農作物の被害の拡大が心配されている。イナゴは日に自分の体重分の食物を食べる。100万のイナゴは、5000人分の人間の消費に匹敵すると言われる。
ネゲブの西のシャローム地方は、イスラエルでも有数のじゃがいも生産地で、国内生産の50%がここで産出されている。すでに、この地方のじゃがいも畑へのイナゴの被害がではじめているが、さらにイナゴがこの地域に飛来してくるならば、甚大な被害に及ぶことになる。
しかし、イスラエル人でイナゴを好んで食べる人たちやタイからの外国人労働者などは、イナゴを捕り集めて、舌鼓を打っている。エイラートのあるイスラエル人は、一匹のイナゴを捕まえて生のままで食べ、「これはおいしい」と舌なめずりをしていた。
3.大きな誤り
エジプトとイスラエルの国境ラファの地域を警備中のイスラエルの戦車が、3人の人影をパレスチナ人テロリストであると誤認して砲撃し、その3人を殺害した。しかし、その3人はエジプト人国境警官で、その事件の報告を受けたシャロン首相は、直ちにエジプトのムバラク大統領に電話で謝罪し、防衛長官のシャウール・モファッズも同じくエジプトの防衛長官であるフセイン・タンタウィに謝罪した。しかし、この出来事のためにエジプトの外務大臣アフメッド・アブール・ゲイトは、イスラエルのガザ入植地からの撤退に関して話し合うために、11月24日にイスラエル訪問を予定していたが、その訪問は12月上旬に延期されることになった。
また、エジプトの民衆の多くは、イスラエルの謝罪を受け入れず、翌日600人余りが「豚の謝罪などで我々の怒りを静めることはできない」などと書かれたバーナーを持って抗議のデモを行った。その後も抗議のデモが、あちらこちらの街で行われており、エジプトのメディアもイスラエルを厳しく非難し、民衆の怒りをあおっている。
この出来事が起こる前に、そのあたりで3人のパレスチナ人がおかしな行動をしているのが確認されており、爆弾を仕掛けているのではないかとの疑念がもたれていた。そして、再び3人(この時は、エジプト人国境警官であった)が現れ、警備に当たっていたイスラエル軍の戦車が砲撃に及んだ。偶然という言葉を使うことが許されるなら、まさに不幸な偶然が重なった事故であった。
三宅弘之
LCJE海外協力レポーター
11月3週
11月8日
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自爆テロによる犠牲者の一人 |