東アジア大会<準備祈祷会>のお知らせ(5月10日)

東アジア青年キリスト者大会の日本実行委員会からのお知らせです。

第五回東アジア青年キリスト者大会は豊かに祝福されました。主がこの大会を喜ばれているという実感を、参加者の多くの人が抱きました。
第五回東アジア青年キリスト者大会の報告

そしてクリスチャン新聞がこれから大会の様子を報告する記事を書いてくださいます。
クリスチャン新聞(2015.2.22)

そしてこれから第六回目に向けた準備を始めています。

「東アジア青年キリスト者大会 準備祈祷会」
日時:5月10日(日) 午後6時から8時頃まで
場所:東京日暮里国際教会/ロゴス・クリスチャン・フェローシップ(DBC分校内)
荒川区西日暮里5丁目23‐3 冠第二ビル3階

大きなお知らせは、次回の第六回目の開催場所として「香港」を第一候補として進めていること、そして今回の準備祈祷会に、これまで韓国済州で主催しておられた韓国の準備メンバー三名が来日して参加してくださることです。

内容・順番
- 賛美
– メッセージ ヤン・ヒソン先生(チョンオラム・アカデミー代表)
– 証し 平田さん(香港在住経験の有る、第五回大会の参加者)
– 第六回大会のお知らせ
– 祈りの時間
– 交わりの時間

ぜひふるってご参加ください。もし、興味のある方がおられましたら、ぜひお誘いください。
何卒よろしくお願いします。
連絡先:eastasia.christian@gmail.com

クリスチャン新聞ニュース速報 「国際/新連載 日中韓こえて 東アジア青年キリスト者大会」
クリスチャン新聞ニュース速報 「国際/新連載 日中韓こえて 東アジア青年キリスト者大会」

「平和度」と「幸福度」の開き

この前の日曜日、私たちの教会では詩篇の「都上りの歌」の全てを読み終えました(120‐134篇)。以前もここを教えたことがありますが、いつも恵まれるのは新しい発見があること。今回は、「エルサレム」「シオン」と「平和」との関係を知ったのです。

エルサレムの平和のために祈れ」(122:6)という有名な聖書箇所があります。この平和の状態の意味するところを推し量ると、前後関係を見るに「各地に散っていた部族がエルサレムに来て、主を礼拝するために結ばれているところにある幸福感」というのが一つ。もう一つは、「部族間の垣根が壊れているところにある、「繁栄(7,9節)」がもう一つです。(お聞きになりたい方はこちらへ→「教会礼拝の説教 ヨブ記・詩篇」4月19日、26日の分です。)

平和の結びつきと繁栄

私がイスラエル旅行を2010年に行った時に、テロ事件がかなり少なくなっていたころですが、自分でパレスチナ自治区へ旅行に行きました。一つはヘブロン、それからナブルス(シェケム)です。ナブルスに行く時、自治区の首都ラマラでバスの乗り換えがありましたが、ラマラが静かで、けれども結構、栄えていた町であることを思い出します。

そして、私はパレスチナの人々の印象がぐっとあがりました。エジプトのような原理主義的なイスラムの空気はない、結構満員になったバスで、隣のおばさんが私の横で肌も触れてしまうぐらいで座っておられる、そして私に目を合わせる若者はとてもさわやかな、なんかポスターにでもしたいぐらいの笑顔で話しかけてくれる、タクシーのおじさんは英語の練習になるといって、僕にいろいろ自分の生活について話してくれる、おまけに帰りのバスでは、私に日本語で話しかけてくれた学生までいました。

その背後に、「検問所が緩かった」というのがあります。イスラエルはテロが少なければすぐにでも検問所を緩くしたり、取り外したりします。(参考記事:門戸をあける!?イスラエル)だから当然、物流や人的交流も増える。そうすればパレスチナも栄えるし、イスラエルもパレスチナ人のおかげで栄えます。

これぞ「平和と繁栄」です! 続きを読む 「平和度」と「幸福度」の開き

ネパール大地震救援

25日にネパールを震源地として起こった大地震によって、今現在、死者は四千人を超えたと言われています。東日本大震災において、日本は地震での死者はほとんどいなかったものの、未曽有の津波で二万人以上を亡くしましたが、ネパールはその建築構造が煉瓦を積み上げたものがほとんどであり、その被害が日本の津波のように甚大になっています。そして、ニュースによるとネパール軍による救援活動が中心ですが、全く間に合っていない状況です。周辺国、中国、インド、パキスタンなどの救援隊は現地入りしていますが、日本を含むその他の国々は空港での混乱、政府が被害状況を把握できていないなどの混乱のため、現場に向かえていないという状況です。(後記:日本時間4月28日午後5時時点で、ネパール大地震で救出活動なお難航、首相「死者1万人の可能性」 とのこと。)

そこで、私たちキリスト者は主にあって、この状況にどのように応答すればよいでしょうか?私はすぐに思い浮かんだのは、実は身近にネパールで宣教活動をしている知人の牧師たちのことです。カルバリーチャペルの人ですが、宣教会議やその他の宣教地を通して個人的に知り合い、話し合い、祈り合った仲です。カルバリーチャペル・バイブルカレッジが最近始まった、動きです。

Calvary Chapel Bible College Nepal
https://youtu.be/MgwvgPyhWqE

ネパールはヒマラヤ山脈の登山で有名だと思いますが、基本的にヒンズー教の君主制の国でしたが、2006年に民主化が始まりましたが、まだ政治的には不安定です。クリスチャンに対する迫害のある国として知られていましたが、周囲の中国やインド、カンボジアなどと並んで、最もクリスチャンが増えている国の一つとして挙げられています。そして経済的には非常に貧しい国です。地震の被害の中にあるネパールのキリスト教会を報道している記事があります。

Nepal Earthquake Collapses Churches during Weekly Worship Services

Photograph by Omar Havana, Getty
Photograph by Omar Havana, Getty

ネパールは土曜日が休日なので、多くの教会は土曜日に礼拝を守るそうです。午前10時半から正午までが礼拝時間なのですが、その終わり11時56分に地震が起こりました。そして地震による死者をすでに多くが火葬されていますが、ネパールのクリスチャンはそれがヒンズー教式のものなので、土葬にしたいと強く願っているという、背景も書かれていました。 続きを読む ネパール大地震救援

恵比寿バイブルスタディ(4月22日)

みなさん、こんばんは。

今日の礼拝はいかがでしたでしょうか。今週は恵比寿の学びがあります。

日時:4月22日(水)午後7時
場所:目黒区立 田道住区センター三田分室 / 2階 第一会議室
聖書箇所:ルカ20章
次回の学び:5月13日

20章では、イエス様が宮で教えておられる所に、捕え殺そうと思ってやってきた祭司長らとの問答になります。イエス様はご自身がメシヤとしてエルサレムに入られましたが、その権威に指導者らは挑みまました。その中がご自身がメシヤとしての働きをしっかりと主張されます。「試されても、それでも残る真価」としてイエス様の姿を見ます。

ところで、次回は三週間後の5月13日になりますのでご注意ください。よろしくお願いします。

「ホロコースト追悼の日」から祈る

毎年、イスラエルでは「ヨム・ハショア」というホロコーストを追悼する日を守っています。ナチスによって殺害された六百万人の犠牲者を記憶するためです。イスラエルの暦なので毎年月日が変動しますが、今年は4月16日、すなわち昨日です。(2013年になりますけれども、日本人のイスラエル留学生が書いたブログ記事がこちらにあります。)

「立ち止まる」ところにある祝福

午前中10時頃、サイレンが鳴ります。広島や長崎でも原爆が投下された時にサイレンが鳴るそうですが、どうなのでしょうか、どれだけの人が立ち止まるのでしょうか。イスラエルでは高速道路でも車を停止させ、2分間の黙祷の時を持ちます。

イスラエルから学ぶことは「安息」です。どんなことをやっていても、何かを記念し、記憶するためには立ち止まることです。安息は私たちを縛るのではなく、自由にします。今、自分のしていることは本来、主ご自身の恵みによって行っているのにあたかも自分が行っているかのように錯覚します。しかし、立ち止まることによって本来あるべき姿に矯正されるのです。そして、そこにある自由を取り戻します。 続きを読む 「ホロコースト追悼の日」から祈る

恵比寿バイブルスタディ(4月8日)

みなさん、こんにちは。

昨日の日曜日は、復活祭礼拝でしたね。主の受難そして復活をしっかりと思う時はとても貴重でした。今週水曜日の学びの案内です。

日時:4月8日(水)午後7時
場所:目黒区立 田道住区センター三田分室 / 2階 第一会議室
聖書箇所:ルカ19章
次回の学び:4月22日

19章でイエス様がエルサレムに入城されます。後戻りするような感じになりますが、しっかりと、じっくりと主の通られた道を再び辿っていきたいと思います。

イースター(復活祭)へのご案内

私たち、ロゴス・クリスチャン・フェローシップの教会で、4月5日、主の復活を記念するイースター礼拝を行います。通常の礼拝開始は午前10時30分を早めて、午前10時から始めます。ぜひお越しください!

イースター礼拝案内トラクト

続きを読む イースター(復活祭)へのご案内

受難週に入りました

一昨年の掲載した「明日から受難週」を再掲します。

第一日(日):棕櫚の主日(Palm Sunday)

主がエルサレムに入城された日です。メシヤとして公に入りつつも、ほふられる過越の小羊としても入られました(出エジプト12:3「十日」)。

参照聖句:マタイ21章1-11節(原稿音声

第二日(月):宮清め

主が、商売の場と化していた神殿を清められることによって、人にある宗教に対して対抗されました。そして、それを象徴するいちじくの木を呪われました。

参照聖句:マタイ21章12-21節(原稿音声

第三日(火):教えと論争の日

小羊なるイエスが、宗教者らによって試されました。しかし、誰も対抗できず、この方の真正が残りました。そして主は律法学者らを譴責され、ご自身の再臨までに起こるエルサレムの破壊を告げられました。その間に起こる世の終わりの出来事を、オリーブ山で弟子たちに語られます。

参照聖句:マタイ21章22節以降、25章まで
(原稿と音声:マタイ伝

続きを読む 受難週に入りました

恵比寿バイブルスタディ(3月25日)

あと二週間で、復活祭ですね。これから主の受難を思いながら日々を過ごしていきたいですね。(参照ブログ:「明日から受難週」)今週水曜日の学びの案内です。

日時:3月25日(水)午後7時
場所:目黒区立 田道住区センター三田分室 / 2階 第一会議室
聖書箇所:ルカ18章
次回の学び:4月8日

18章は、へりくだりと祈りが主題です、大変興味深い内容になると思います。お会いできるのを楽しみにしています。

クリスチャンの行なう「剽窃」

今日、一つ強く思わされることがありました。以前ご紹介した「イスラーム国の衝撃」の著者、池内恵准教授が自身のブログで剽窃の問題を取り上げていました。

『イスラーム国の衝撃』を剽窃した記事についての対応

剽窃(ひょうせつ)というのは、辞書には「他人の作品や論文を盗んで、自分のものとして発表すること。」とあります。本来、自分の引用や採用している元を明らかにすれば良いのですが、それを自分のものとして発表するという問題です。上のブログ記事を読むと、単に剽窃しただけなのにそれをなかなか認めない筆者と編集部の頑なさも、見えてきます。

この記事を読んで私自身が剽窃を受けたことを思い出しました。2004年に発表された、イエス様の受難を描く「パッション」を、私は鑑賞前の評判の紹介鑑賞後の感想のどちらをもホームページで詳細に紹介しました。そうしたら、後日、あるキリスト教月刊誌で、私の文章がそのまま大幅に剽窃されているではありませんか!それで出版社にすぐに連絡し、書いた記者本人から返事がありました。「取材に時間がなくて、それで使った。」という、あっけらかんと認める文章でした。怒りを超えて唖然としましたが、「これから、気をつけてください」という旨を伝えました。キリスト教の報道機関が、剽窃が倫理的・社会的にいかに問題であるか、一般常識との乖離にがっかりしたことを覚えています。

以上、実際の剽窃の問題を取り上げましたが、実は霊的には、キリスト者はしばしばこの罪を犯しているのではないか、ということをお話ししたいと思います。

他人の言葉で自分を欺く

この前の日曜日、元ヤクザで教会を牧会しておられる進藤牧師が、私たちの教会と同じ場所で、その晩、日本華人基督者センター(JCC)主催の月例会で救いの証しをしてくださいました。久しぶりに、聖霊の力ある証しを聞くことができ、励ましを受けましたが、その中で大事な一言が彼の口から出てきました。正確に引用できないのですが、内容は次の通りです。 続きを読む クリスチャンの行なう「剽窃」