映画「第三神殿」

先週の水曜日、恵比寿バイブルスタディで、黙示録11章の「神殿」と「二人の証人」について学びました(原稿 ・ 音声)。黙示録10‐13章は、大患難の第七十週の半ばを中心にした出来事であり、ここで反キリストが自分の正体を現すという重要な出来事が起こります。それで私の聖書メッセージの時間が約80分と、恵比寿BSではこれまでの最長の時間を記録しました。

エルサレムの神殿の丘に第三神殿を建てようという動きは、これまでいろいろありましたが、一部のユダヤ教団体だけでなく、ヨルダンの閣僚が不満を述べたりなど、政治家が声を出すようになりました。最近は、イスラエルの閣僚からの声があったりと、不気味な音が聞こえています。

ところで、私の過去の四回のイスラエル旅行では、神殿再建財団(The Temple Institute)というユダヤ地区にある団体を訪問しましたが、彼らは自分たちで第三神殿を建てて、それでメシヤを迎えるという、ユダヤ教の中では異質な考えを持っている人々です。彼らが行っているのは、器具を用意したりして、場所さえ整えられたらすぐにでも神殿を再建できるようにしておくことです。そして、興味深いことに、韓国人監督キム・ジョンチョル氏が製作した「第三神殿」という映画に、2008年訪問時にお会いした所長さんが登場していました。

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参院選を控えて - クリスチャンの投票

間もなく参院選ですが、クリスチャンにとっては「改憲」という争点の中で、信教の自由に関わる直接的意味合いのある選挙となりそうです。これまでクリスチャンと政治について、いろいろなブログ記事を書いてきましたが、そのいくつかをご紹介したいと思います。

クリスチャンの政治家

クリスチャンの政治家が、実は結構います。今回の参院選では、維新の瀬戸健一郎さんがクリスチャンであることを前面に出して活動しておられますね。上のブログ記事をご参照ください。

政治とクリスチャン

クリスチャンは党派的になるのではなく、超党派的に祈る!これが政治に対する基本的な霊的姿勢です。

キリスト者として、自民党の改憲草案に反対する

日本のキリスト教会で「九条」を根拠に反対する人たちが多いですが、私は聖書的考察からは軍事力が抵抗すべき絶対悪として考えることができません。むしろ私が懸念しているのは信教の自由であり、社会的習俗としての行事に神道的意味合いがあるのもに参加しなければいけない余地を残した条文であります。上のブログをぜひお読みください。また、次の分析記事も詳しい説明があります。

  憲法改正が宗教界に与える影響――信教の自由と政教分離

全共闘・反動・日本の誇り

日本のキリスト教会の中にある、一定の信条や思想を必ずしも非聖書的と断定することができないのに断定している、排他的傾向について、なぜそうなってしまっているのかを分析した記事です。昨日も、瀬戸健一郎さんが維新に所属していのはクリスチャンなのに信じられないという内容の投稿を読みました。ならば、社民党ならクリスチャン的なのか??政治思想を表面的なところしか見ていない傾向に、一クリスチャンとして警鐘を鳴らしました。(ちなみに私は維新応援者ではありません。)

私は、教会の牧者として、どの党に入れなさい、どの政治家を支持しなさい、ということは言ってはいけないと思っています。けれども、選挙制度のある国に生まれたものとして、その義務を神にあって行いなさいという奨励はいたします。

プライバシーとキリスト者

エドワード・スノーデン元CIA職員が、米政府が個人情報を収集をしていることを暴露して以来、個人情報がどれだけ守られているか、を焦点として世界が騒いでいます。そして間もなく参院選で、憲法改正が自民党の圧勝によって、現実的なものとなってきました。そこで国家による私生活への介入という課題が、ちょうどスノーデン氏による内部告発と重なり、ずっと温めてきたわたくし個人の思いを話さなくては、と感じました。

この前の日曜日の午後礼拝(7月14日)で、エルサレムを包囲するアッシリヤの王に対する神の言葉の中で、個人情報と監視についての話題に触れました。

あなたがすわるのも、出て行くのも、はいるのも、わたしは知っている。あなたがわたしに向かっていきりたつのも。(2列王記19:27)

驚くに値しない事

スノーデン氏の内部告発のニュースを初めて耳にした時に、私は驚くことができませんでした。「そりゃ、米政府だって、みなやっているでしょう!」と思ったこと、そして「そんなにプライバシーが気になるのなら、どうしてみんな、SNSやメール、スマートフォン、携帯など、電子媒体をあれだけ多用しているのだろう?」と疑問があるからです。 続きを読む プライバシーとキリスト者

映画「180」 (“180” Movie)

二年前に出た映画の紹介です。

180: Changing the Heart of a Nation(180:国の心を変える)

ずっと前の映画なのですが、日本語訳がなかったのでこのブログでは大きく紹介していませんでした。一度メールして日本語訳をつけてくださいとお願いしたのですが、昨日確かめたら付いていました!

【字幕の出し方】
上のYoutube映像の画面で右下に並ぶロゴの左から二番目に、「字幕(キャプション Caption)」があります。それをクリック、日本語(Japanese)を選択してください。

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【西日暮里バイブルスタディ】新しい学びを始めます!

重要なお知らせです。

今月から新たに、西日暮里バイブルスタディを始めます!!

これまで十年以上もの間、恵比寿バイブルスタディを行っていました。週の半ば、ご自分の通われている教会の集会に行く時間がない都心で働くビジネスマンの方々のことを考えて、御言葉を中心にして交わる時間を取ってきました。おかげさまで、学びは定着しています。

そして二年半前に、ロゴス・クリスチャン・フェローシップを開始しましたが、週末に祈り会と聖書の学び会をしていました。けれども週の半ばに共に集まる機会がなかったのですが、今、新たに西日暮里駅前の場所が与えられ、落ち着いて集まり、学ぶ時が与えられたのではないかと感じています。ですから主に、私たちの教会の方々対象なのですが、けれども恵比寿バイブルスタディと同じような役割も果たせたら、と思っています。他の教会に通われている方も歓迎です。(もちろん、まだ教会に通っておられない方や、求道者の方も大歓迎です。)つまり、恵比寿という山手線南西で行うだけでなく、西日暮里という山手線北東においても、平日に、み言葉の時間を持ちたい方々のためにいらしていただけたら、と願っています。

月に約二回、火曜日の晩7時から行いたいと思っています。第一回目は以下の予定でします。

時:7月16日(火)午後7時から一時間半くらい
(第二回目は、7月30日を予定しています)

聖書箇所:へブル人への学び

へブル人への学びは、ずばり、「イエス・キリストの栄光」を見つめる時です。この方が、いかに優れておられるのか(Better)、じっくりと見ていきます。

場所:ロゴス・クリスチャン・フェローシップ(ダイナミック・ビジネス・カレッジ分校内)
荒川区西日暮里5丁目23−3 冠第二ビル3階(一階に「SRSボクシングジム」あり)


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ぜひ、お集いください!

恵比寿バイブルスタディのお知らせ(7月10日)

みなさん、お元気ですか?梅雨が開けたかのようで、雷雨に見舞われましたね。

次回の学びのお知らせです。

日時:7月10日(水)午後7時から
場所:目黒区立 田道住区センター三田分室 / 2階 第一会議室
聖書箇所:黙示録11章
※次回の学びは7月24日になります。

前回の学び黙示録10章では、学びの後に熱心な議論が交わされました。患難期における神の救いの方法についての質問があり、今のクリスチャンの立ち位置をしっかりさせる時となりました。そして黙示録を始めるときに、ぜひ読んでほしいとお願いしたダニエル書ですが、黙11-13章までがダニエル書の背景の把握が必須になる、とても重要な出来事になります。一言でいうならば、「患難期の半ば」という時です。

ぜひ、ロゴス・ミニストリーにあるダニエル書2,7‐9章の学びを読んだことのない方は、ぜひ一読してみてください!

エジプトで再びクーデター

Inside The Revolution: Drama builds amidst military coup in Egypt. Muslim Brotherhood leadership arrested. Who is Adly Mansour, new “interim president?
(革命の内幕:エジプトの軍部クーデターで劇の開演。ムスリム同胞団の指導層の捕縛。「暫定政府大統領」アドリー・マンスールとは誰か?)

“Adly Mansour, left, has been declared interim President of Egypt by the military after mass protests.” (photo credit: UK Telegraph)

ムスリム同胞団のモルシ大統領が軍部によって拘束せられ、エジプトにクーデターが起こりました。私は、中東を見る目として一番参考にしている本が、ジョエル・ローゼンバーグ氏によるInside the Revolution(革命の内幕)(日本語記事)です。

中東には「過激派」と「穏健派」の相克があること。けれどももう一つのグループ「霊的復興派」の存在の紹介は、他のどの地域研究科にも国際情勢分析家にも出てこない視点です。過激派は、「イスラムが答え、ジハードが道」といい、穏健派は「イスラムが答え、ジハードはその道ではない。」と言い、復興派は、「イスラムは答えではない。イエスが答えで、道である。」という人々。

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新しい礼拝場所 - 引っ越しました!

新しい礼拝場所について祈ってくださった方、ありがとうございます。日暮里駅前の礼拝場所であった秋山ビルから、昨日、新しい、西日暮里駅前の建物に引っ越ししました!6月30日の午前礼拝(11時開始)から、下の場所で行ないます。

荒川区西日暮里5丁目23−3 冠第二ビル3階(一階に「SRSボクシングジム」あり)


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午後礼拝(2時開始)は引き続き、DBC日本語学校6Fで行ないますので、お間違えにないようお気をつけください。

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恵比寿バイブルスタディのお知らせ(6月26日)

みなさん、お元気ですか?次回の学び会のお知らせです。

日時:6月26日(水)午後7時から
場所:目黒区立 田道住区センター三田分室 / 2階 第一会議室
聖書箇所:黙示録10章
※次回の学びは7月10日になります。

七年の患難期の中間に入ります。10章はその宣言を力強い御使いが行ないます。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

礼拝場所の移動 【最新情報】

【最新情報(6月23日)】新しいビルに引っ越しました!

新しい礼拝場所について祈ってくださった方、ありがとうございます。昨日、すばらしい知らせを受けました。西日暮里駅前に、新しい場所が与えられました。6月末以降は、午前礼拝の場所は次になりそうです。

荒川区西日暮里5丁目23−3 冠第二ビル3階(一階に「SRSボクシングジム」あり)


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今後の予定(必読)

確定ではありませんが、次の予定で動きます。
(午前礼拝のみ移動で、午後礼拝はこれまでどおりDBCで行なおうと思っています。)

6月16日・23日 秋山ビル4階(1階にファミリーマート)
6月24-29日の間:引越し
6月30日以降 冠第二ビル

もしかしたら、まだ変更の可能性はゼロではありませんので、スケジュールをじっくりとご覧になってください。よろしくお願いします。