カルバリーチャペル牧者「静養会」

Logo11月2日から5日まで、日本のカルバリーチャペルの牧者・奉仕リーダーの恒例の奥多摩でのリトリートがありました。十分な霊的な休養が取れました。これまで、リトリートを「修養会」と訳していましたが、実際は「静養会」ではないかな?と思います。それぞれが、主にある安息を本当に必要としていました。

今回のテーマ:「ただイエス様だけ」

すばらしいテーマです。ただイエス様だけなのだ、ということで、福音書から見るイエス様を見つめました。今、奉仕の働きを教会で行っている人には、本当に益になる内容だと思います。

場所は、奥多摩バイブルシャレーです。私たちしか入っていなかったので、ゆったりと場所を使うことができ、そして3泊4日で時間にゆとりがあったので、互いに交わり、分かち合い、祈り合う時がたっぷりとれました。

 2015年牧者・奉仕リーダー修養会 11月2‐5日
日本のカルバリーチャペル @奥多摩バイブルシャレー
「ただイエス様だけ」
「実」マルコ12章 バド・ストーンブレーカー 賛美
「大切な割り込み①」マタイ20章20‐28節 ボブ・ヘーグ 賛美
「ぶどう酒」ヨハネ2章 バド・ストーンブレーカー 賛美
「革命者イエス様」 ボブ・イバラ 賛美
「安息」ルカ10章 バド・ストーンブレーカー 賛美
「ラジカル・ラビ」  ボブ・イバラ 賛美
「大切な割り込み②」マルコ10章46‐52節 ボブ・ヘーグ 賛美
「12人の訓練」  ボブ・イバラ  賛美1

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次世代への信仰の継承

今年もまた、8月13‐15日に「マラナサ・バイブル・フェローシップ」を富士山麓山の村で行いました(2014年2013年2012年2011年)。

涼しさで体が休まったキャンプでした。個人的には、今回のキャンプのテーマは「信仰の継承」であったのではと感じました。ゲストで招かれたは、「ユースパッションin Shizuoka」で用いられている、李相勇(サムエル)さんですが、その証しが物凄く心に残りました。自身、牧師の息子ですが、いかに自分自身が信仰を持つべきか、その凄まじい戦いを聞く恵みにあずかりました。

そして、若者が多く来てくれました。私が初めに会った時は小学生だった彼らの多くが今は二十代です。信仰が確実に継承されていますが、しかし、本人たちが聖霊によって深い罪の自覚、キリストの十字架を信仰で見て、その体験を持っています。

反面、信じているのにその情熱が冷めたり、離れていってしまう人々も現実にいることも知っています。ある人々は信仰に立ち返り、ある人々は信仰から遠ざかってしまう・・・。イエス様への道の行き来に、私は厳粛な思いがしました。 続きを読む 次世代への信仰の継承

カルバリーチャペル葬儀セミナー

6月20日、無事に葬儀セミナーを終えました。

日本の福音宣教で、とても重要なテーマを取り扱いました。

ホームページでも、「イエス様を知らない方へ」のページの中に紹介しました。未信者の方にもご紹介ください。

葬儀セミナー続きを読む カルバリーチャペル葬儀セミナー

「愛の軍隊」

今日は、いつもと違い、礼拝の後、午後に上野公園で伝道をしました。

愛のうちに歩みなさい
(教会の兄弟のブログ、今日の一日の恵みの報告です。)
Nasrani Shirt
その中で、今日はNasraniのTシャツを着ている姉妹がいて、私が「ムスリムの人が目に留めるかもしれません。」と言ったら、他の人が、「首を切られないようにね。」と冗談を言っていました。私がブログ等でイスラム国のことばかり話しているから、ちょっと反省。(笑)ネットで、とても懇意にしていただいている、ムスリム伝道に従事している兄弟から、ムスリムの人々のことをたくさん学んでいます。多くの人が、無神論ではなく神を信じている人を根本的に信頼、尊重しているということであり、議論の中で喧嘩のようになっても、基本的にその対話を楽しんでいる、と教えてくださいました。むしろ、世俗的な人たちよりも純粋で、イエス様の話を聞いてくれると聞いています。

という前置きで、改めてとても感動的な映像を紹介します。イスラム国の戦闘員に向かって語りかける伝道になっています。題名は、「十字架の民からの手紙、誰が敢えてISISを愛するのか?」です。(映像があまりにもきれいなので、右下の全画面に拡大するボタンを押してご覧になると迫力があります。)

【粗い日本語訳】

The world is talking about you.
Your apocalyptic dreams and spectacular sins
Are now awakening the Middle East.
In your holy war, come to holy ground.
Come, children of Abraham, come.
The people of the cross gather at your gates with a message:
世界は貴方のことを話している、
あなたの終末の夢と著しい罪は
今、中東の目を覚ましています。
あなたの聖戦で、聖なる地においでなさい。
来なさい、アブラハムの子らよ、来なさい。
十字架の民があなたの門口で、宣託を携え集まっています。 続きを読む 「愛の軍隊」

イスラム国戦闘員、イエス様に付いていく!

私たちクリスチャンは祈っていました、イスラム国がとんでもない数のクリスチャンを殺していく中で、私たちは、「どうか、クリスチャンを迫害したサウロが回心したように、彼らをクリスチャンにしてください。」と祈っていましたね。

あのエジプト人のコプト教徒の、勇猛な信仰の勝利と殉教エチオピア人のコプト教徒もそうでしたが、恐ろしい迫害が起こっている中で、神の御国は猛烈な勢いでそうした悪の勢力を制覇していきました。そこで、起こっているだろうとは思っていましたが、やはり起こっていました。

Report: ISIS Fighter Who ‘Enjoyed’ Killing Christians Wants to Follow Jesus After Dreaming of Man in White Who Told Him ‘You Are Killing My People’
(クリスチャンを殺すことを「楽しんでいた」ISISの戦闘員が、「あなたはわたしの民を殺している」と言った白い姿の男を夢で見て、イエス様に従いたいと思っている。)

【後記】上の英文記事を日本語に翻訳された記事があがりました。

「キリスト教徒殺害していた「イスラム国」戦闘員、夢でイエスを見て回心」

こうしたニュースは怪情報としてはありましたが、世界的に認知されている宣教団体YWAMの人が、クリスチャンの迫害を監視している、これまた世界的に認知された団体、VOM(Voice of Martyrs 殉教者の声)のインタビューで出てきた話です。

オリジナルのインタビュー

エチオピア人クリスチャンが、イスラム国によって殺され、殉教するビデオ
エチオピア人クリスチャンが、イスラム国によって殺され、殉教するビデオ

「中東でのYWAMの働き人が、今年初め、ある友人から連絡を受け、クリスチャンを多数既に殺していたイスラム国の戦闘員を紹介されました。これは、とんでもない状況で、彼が警戒したのは仕方がありません。・・・このイスラム国のジハード主義者は、クリスチャンを殺していただけでなく、それを楽しんでいたそうです。そのYWAMのリーダーに話したところによると、彼は白い姿の男が夢に現れて、「あなたはわたしの民を殺している。」と言ったそうです。そして、とても気分が悪くなり、自分のしていることに居心地が悪くなったとのこと。・・その戦闘員は、一人のクリスチャンを殺す直前に、そのクリスチャンが、「あなたは必ず私を殺すでしょう。けれども、私の聖書をあげましょう。」と言ったとのこと。そのクリスチャンは殺されましたが、戦闘員は聖書を取り上げ、読み始めました。もう一つの夢で、イエス様が彼に、わたしに付いてきなさい、と言われ、それで彼はキリストにしたがって、弟子になりたいと言っていました。」 続きを読む イスラム国戦闘員、イエス様に付いていく!

格好良く見せようとする教会

ここ一・二年の間感じている、今日の福音主義の教会にある問題をこれから、折をみて取り扱っていきたいと思います。私はクリスチャンになって25年ぐらい経ちますが、その間だけでも、次のような変遷がありました。

1)明らかな異端と社会的カルト性

信仰を持ってから間もない1990年代前半には、この存在に気をつけなければいけないと自分を戒めていました。統一協会の壺売り、エホバの証人の「輸血拒否」、後に教祖が性的嫌がらせなどで逮捕された「摂理」、行き過ぎた管理で問題となった「東京キリストの教会」(注:その後、指導者が悔い改め)など、キリスト教の根本教理から外れている団体が多くいた、ということ。熱心さ、純粋さが利用されて、そのような団体にはまっていく時であったような気がします。

2)正統的な教理を持っているのにカルト的になる教会

90年代後半から、正統的な教理を持っているのにカルト性を持つ教会が多くなったことに気づき始めました。そしてこの問題は、まさに今にも続いています。経済のバブルに合わせて、教会にも教会成長論が入り込み、会社にあるような成功哲学で運営していこうとした結果、歪みが生じ、社会的問題も引き起こす事例が多くなりました。私が驚き、悩み苦しんだのはこの部分です。クリスチャン新聞など、福音的な信仰を持っているとされる報道機関が「成功している教会」として報道していたもの、その多くが内部での歪み、カルト性を持っているものであることが多かった、ということです。

3)福音信仰からの逸脱、世的な手法の導入 続きを読む 格好良く見せようとする教会

映画「神々と男たち」

今の日本人キリスト者に迫る約20年前の出来事

前記事の続き)

神々と男たち本日はお休みの日にしているということで、フェイスブックで、ある方の紹介で「神々と男たち」という題名の映画を観ました。次のような説明文があったからです。紹介されていた方のフェイスブックの投稿で、次のように説明しておられて、今日はこれを鑑賞しようと思いました。

「タイトルに関連した詩篇82:6,7から始まる、1996年に起こったノンフィクション映画です。最近のISISによる事件ともかぶるので観るのに気が重くもありましたが、永遠の視点について考えさせられる良い作品でした。

アルジェリアで現地のイスラム圏の人々に寄り添いながら神に仕えていたフランス人修道士8人。しかしクリスマスイブにイスラム武装派が修道院に乱入し、このことを機に軍と武装派との争いに巻き込まれることとなります。次の襲撃では殉教すると分かっている修道士たち。フランス政府からも勧告を受け、このままとどまるべきか退去すべきか意見が分かれ、悩み、祈り、もう一度人生を見つめ直します。 続きを読む 映画「神々と男たち」

カルバリーチャペル沖縄「主の勇士」

先週の後半は、沖縄まで行ってきました。カルバリーチャペル沖縄で水曜礼拝で御言葉を取り次ぎ、5‐7日は、オクマという名護に近い米軍管轄のリゾート地で、男性修養会にて、御言葉と通訳の奉仕にあずかりました。テーマは、ギデオンに主の使いが語った、「主の勇士」です。現役米軍兵士の体格の良い兄弟たちだけでなく、日本人の兄弟たちも数名参加されたので、大きな励みになりました。
Men's Retreat Okinawa

沖縄への旅については、共に参加した、教会の兄弟がご自身のブログで書いておられるので、そちらを紹介します。

第一日目: 「熱心に彼と和解する」

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第五回東アジア青年キリスト者大会の報告

2月4‐7日に、第五回の東アジア青年キリスト者大会が韓国済州島で催されました。私は第二回から参加していますが、回数を経るごとに、中身が福音的、恵み中心になっています。主に感謝です。受けた恵みがあまりにも多く、豊かだったので、どこから言葉にして話せばよいのかが分かりません。いくつかかいつまんで話してみたいと思います。大会スケジュール

一つは「講師陣」です。三国の代表者である牧師が説教壇に立つことができました。中国の牧師さんが最後まで見つからず祈っておりましたが、日本在住のシンガポール人の兄弟が御言葉を取り次いでくださいました。

二つ目は「通訳」です。日本語と韓国語は、去年に引き続き、綾瀬東部教会の牧師、魯学煕(ノ・ハッキ)先生と、石原悠冴伝道師がフル回転でご奉仕してくださいました。私はお二人に霊的にも、技術的にも深い信頼を寄せています。私の説教も他の人のも、その内容を正確に把握し、通訳しておられました。そして中国語と韓国語あるいは日本語は、日暮里の教会の朴樹民先生の他、一人の中国朝鮮族の方がしてくださいました。札幌でも奉仕しておられたこともあり、日本語もお上手です。後で中国人の宣教師にその質を尋ねたところ、「ものすごく高い」とのことでした!

そして三つ目は「交わり」です。日本からは田島実牧師(神の家族主イエス・キリスト教会)もいらしてデボーションを受け持ってくださいましたし、その他の牧師や宣教師、またKGKの総副主事の大嶋重徳さんともたくさんお話しすることができ、感謝です。そして韓国からの講師の方々とも内容の濃い会話ができましたし、理解し合えるのに数年かかってもおかしくないような内容を、ほんの数分で話し合えるというような、濃密な感触を受けました。そして香港出身のご夫婦が参加してくださったことにより、次回、香港で開催するかもしれないという可能性を探ることができました。交わりができたことを感謝します。 続きを読む 第五回東アジア青年キリスト者大会の報告

後藤健二さんのための祈り

もう多くの方がご存知でしょうが、イスラム国に人質になった日本人二名のうち、一人はキリスト者です。

イスラム国が日本人2人(後藤健二氏と湯川春菜氏か)を人質として拘束 安倍総理による対中東2億ドル支援を非難 人質の殺害を警告【インタビュー】国際ジャーナリスト・後藤健二〜それでも神は私を助けてくださる〜

祈りをずっと捧げていますが、与えられている思いを今日、フェイスブックで分かち合いました。こちらにもご紹介します。・・

イスラム国の人質になっている、キリスト者でもある後藤健二さんのために祈るにはどうすればよいのか?多くの人がその救済を祈っているが、私もその一人だ。しかし、それよりも大事な祈り課題がある。それは、「イスラム国のテロリストの救い」である。

クリスチャン新聞1月25日に、「ムスリムの救いのため祈りを」という題で、イスラム圏宣教師の荒川恵水氏への取材記事がある。そこで荒川氏はこう告げている。

「重要課題は、イスラム・テロリストにも十字架の福音が主の特別な方法で伝えられることである。そのことを主に祈り、主がその働き人を遣わしてくださるように祈ることが私たちの責任であることを心に留めたい。(マタイ9:36‐38)」 続きを読む 後藤健二さんのための祈り