In Christ Alone (ただキリストにあって)

私の大好きな讃美歌をご紹介します。

In Christ Alone(ただキリストにあって)

2010年1月のカルバリーチャペルの宣教会議で出会ったこのクリスチャン・ミュージックグループ、「キース&クリスティン・ゲティ(Keith & Kristyn Getty)」さんは、アイルランド人のご夫婦です。”Modern Hymn(現代讃美歌)”という、復古的ジャンルを広めた方々で、下の日本語訳を読んでいただければと思いますが、歌詞がいかにキリスト中心であり、深く、重く、堅いかお分かりになると思います。(歌詞はどなたかが訳されたものを、少し手を加えたものです。) 続きを読む In Christ Alone (ただキリストにあって)

秘密保護法案とキリスト者の迫害

今、騒がしくなっているこの法案とキリスト者の心構えについて、知人の牧師さんがブログで記事を書いておられます。もうこれ以上、付け足すことがないほどで全文引用したいところですが、リンク先をご一読いただければ、と思います。

秘密保護法案の成立を受けて思うこと

私はホームページやブログで、予てからキリスト教会に対する迫害について関心を寄せて自分の意見を書いてきました。聖書には必ず、キリスト者は敬虔に生きようとすると迫害を受けるとあるけれども、日本という土壌ではどうなっていたのか、という疑問から調べました。カトリックを加えるならキリシタンの殉教には涙し、その超人的な堅忍には驚くべきものでありましたが、明治以降のプロテスタント史においては、暗い側面があります。

それは第一に、真に迫害を受けた人は、社会的周辺に追いやられていくことです。迫害を受けながら、なおのこと勝利し、世俗の権力者が最終的にはその存在を認めざるを得ないという、初代教会、また今の中東諸国や社会主義国の一部にあるような神の証しを見ることができない、ということがあります。しかし、ごく少数の人がその信仰を貫き、そのまま世を去るという軌跡は認めることができます。 続きを読む 秘密保護法案とキリスト者の迫害

映画「ネファリアス」

昨日、以下の映画を鑑賞しました。

「ネファリアス」
売られる少女たちの叫び

(公式日本語サイト)

この映画について水谷潔さんのブログで知りました。「売春」という名の下で行われている人身売買のドキュメンタリー映画です。(DVDには日本語訳も含めて20か国語の字幕があります。)

この映画のあらすじは、クリスチャン新聞のサイトで読むことができます。
◎“現代の奴隷制” 性的人身売買--実態描くドキュメント映画「ネファリアス 売られる少女たちの叫び」

そして水谷潔さんの一連のブログ記事はこちら 続きを読む 映画「ネファリアス」

カルバリーチャペル牧者・奉仕リーダー修養会2013年

カルバリーチャペル所沢主催の修養会が、無事11月4-6日、終えました。

テーマ:「さらにますますそうであってください」
聖書箇所:テサロニケ人への手紙第一

主が教会のために到来してくださることを踏まえて、信仰と愛の行いを、揺るがされずにますますそうしていくことを促す内容でした。この修養会の醍醐味は親しい交わりです。深刻な話をしているはずなのに、なぜか笑いが飛んでいるような親しさです。

音声をさっそくロゴスのウェブサイトに掲載しました。下のページの下側にあります。

聖書の学び 主題

主に感謝。
橋からの眺め

第一セッション(ビル・ストーンブレーカー)

野外でのセッション

預言、異言、癒し、奇跡を信じますか?

先日の記事、「神学バランスにあるキリスト者の成熟」の続きです。題名を、興味の引くようにしてみました。いかがでしょうか、これらの超自然的な働きが今の教会でも起こると信じていますか?それとも、それは教会に混乱をもたらす、偽物が多い、聖書の権威を貶める、と思っていらっしゃるでしょうか?

私は、信仰をもって間もなく、ペンテコステ派の兄弟たちと交わり、聖霊のバプテスマや賜物を強く求めるようになりました。青年大会に参加して、その力強い聖霊の働きに触れることができ、今でも神に感謝しています。同時に、超自然的な働きを追い求めたために、危うく異端の団体に入り込みそうになり、その失敗、痛さから、もっとバランスのある教会像を求めるようになりました。

それでカルバリーチャペルが、まさにその中間の立場を取っていたので、私の信仰は落ち着き、今に至っています。神の御力を、自分の理解の中で閉じ込めて制限しては決していけない、と思っています。教会においても、癒しや異言、預言が用いられてしかるべきだと思っています。しかし同時に、賜物以上にキリストご自身の顕現、しかも十字架につけられたキリストがあがめられなければいけない、という確信に至りました。

現在にも御霊の超自然的働きが存在するという立場を、「継続説(continuationalism)」と言います。自分の体験ではなく、聖書を客観的に調べることによって出てくる結論として、やはり継続説が正しいという理解に至っています。詳しいことは、チャック・スミスの書いた著書とメッセージに譲りますが、大まかに言って次のように考えます。

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神学バランスにあるキリスト者の成熟

チャック・スミスの数々の追悼

10月3日にチャック・スミス牧師が召天して以来、彼を忍ぶ追悼式がいろいろ持たれています。家族と親しい友人だけによる埋葬は既に12日に行われましたが、期待してください、日本時間で来週月曜日(28日)午前9時から12時まで、大規模な追悼記念会が行われます(現地時間は、27日午後5時から8時)。

http://pastorchucksmith.com/
A Tribute to Pastor Chuck

去る10月19日、チャックにふさわしい追悼式がありました。彼は生粋のカリフォルニア人で、太平洋の波を好むサーファーでした。サーファーのメッカ、ハンティントン・ビーチにある教会で続けて牧会をしたかったので、聖書通読の講解説教へと主が導かれたという経緯があります。

私たちの教会には、元サーファーと現役サーファーの二人の兄弟がいるのですが、この前の日曜礼拝の後の交わりで驚愕していました。有名なサーファーが亡くなると「パドル・アウト(Paddle Out)」の追悼を行うのだそうです。パドルアウトとは、沖のピークに向けてパドルで波を越えて出て行くことを意味するそうです。けれども、こんなすごい人数のパドルアウトは前例がないだろうとのことでした。 続きを読む 神学バランスにあるキリスト者の成熟

再びNHKが「中国で拡大するキリスト教」

昨夜、NHKが再び中国キリスト教を取り上げました。

ワールドWave NHK BS1
特集:「中国で拡大するキリスト教・共産党が公認の教会に財政支援、 一方で無許可教会には弾圧も!」

下の記事で紹介したNHKスペシャル番組と、ほぼ映像も内容も合致したものとなっています。

中国激動 “さまよえる”人民のこころ

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2013年秋の合同修養会

無事に、10月12‐14日の秋の修養会から戻ってきました。場所は、東京都八王子市にある「おおるりの家」です。カルバリーチャペル西東京が例年行っている修養会に、我らLCFの教会が参加させていただきましたが、聖霊が働いてくださり、内容の濃い集まりとなりました。

テーマは、コリント人への手紙から「どのように建てるか注意しなさい(1コリント3:10)」というもので、コリントの教会に起こった様々な問題を取り上げて、直接、私たちの教会生活の実際的な場面に当てはめていくというものです。修養会の進行は、初めにアイスブレイク(心を解きほぐすためのゲーム)、讃美、それから小グループ毎のディスカッションです。ここで、用意した三つぐらいの質問に答えます。そして、話者であり山東克己牧師と私、明石清正が、コリント人への手紙の一部から、その質問への答えにも触れつつ説き明かしを行います。

小グループのディスカッション
小グループのディスカッション

要点が、「一致」「忠誠心」「この世の価値観の混入」などに絞られてきたような気がします。私たちが苦手とするキリストにある個の確立と、さらに一歩進んだ愛のゆえの奉仕と一致が、聖霊の静かな働きにより、交わりの中で深い悟りへと導かれたような気がします。

西東京の教会で改めて音声またテキストもアップするのではないかと思いますが、音声をこちらでも録音したので、とりあえず、その音声と私が語った原稿をアップしてみました。

「聖書の学び 主題」
(下の「修養会」の部分)

山東さん、そして西東京の兄弟姉妹に、主にあって感謝します。そしてすべてを私たちの神に栄光をお返しします!

チャックへのインタビュー

以下は、2013年1月、すでに肺がんであることをチャックが公表していた後に、グレッグ・ローリーがインタビューをしたもの、カルバリーチャペル西東京でその一部を、簡単な日本語訳を付けて鑑賞したそうです。彼の笑顔が引き立っています。

このインタビューの全部は次のYoutubeで観ることができます。

A Lifetime of Impact: Greg Laurie interviews Chuck Smith

関連記事:「牧者チャック・スミス召天
     「牧者チャック・スミスから受けたもの

牧者チャック・スミスから受けたもの

Pastor Chuck Smith

昨晩から一日、どうしても泣いて、泣いて、涙が止まりません。この日が来ること、そして間近であることは知っていました。けれども、こんなにも、Pastor Chuckが自分の信仰生活に大きな存在だったのかと、彼が主のところに行ったことによって、気づきました。思えば19歳の時イエス様を信じて、そして大学四年の時にチャックが来日して、お茶の水のOCCと御殿場で彼のメッセージを聞きました。今は40を越えていますので、私の信仰生活の大部分が彼の影響下にいたのです。

チャックとの出会い

卒業旅行が、ある教会が主催するメキシコ宣教旅行で、その途中で立ち寄ったのがコスタメサの教会でした。そこでスクール・オブ・ミニストリーの紹介の小冊子を受け取りました。その教会は会堂を見るだけで気に入りました。大きな教会であるにも関わらず、作りが質素で、アットホームだったからです。(今思うと、ヒッピーたちが主の愛の中で御言葉を聞く、その雰囲気に合わせた作りになっています。) 続きを読む 牧者チャック・スミスから受けたもの