日本卓球選手陣から学ぶ、信仰の法則

これには驚きました。アジア選手権にて、17歳になったばかりほやほやの平野美宇選手が、なんと世界王者、中国を撃破。表彰台に上がった後に、中国の舞台で日の丸が揚がり、君が代が流れたのは、何かの間違いか?と思ったぐらい。

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自己同一性の否定

以前から「リベラルの価値観が暴走し、人々の自由を奪い取っている」ということを話させていただいていますが、日本では実感が薄いかもしれません、けれども、人々の心を蝕んでいることは確かです。

Video: Can this 5’9″ white guy be a 6’5″ Chinese woman?(ビデオ:180㌢の白人男性が198㌢の中国人女性になれるのか?)

本場の欧米では、価値観の混乱によって、信じられないことが起こっています。この記事は、社会実験として、白人の男性が、大学のキャンパスで質問していくものです。動画もありますので、ご覧になるとよいでしょう。

私たち日本人は、「同性愛が自然のものではないでしょう?」という感覚が以前はあったのですが、今は、マスコミの情報によって、また政府や行政も平等という名の下で、その権利を拡充する方向に進んでいっているので、あまり違和感を抱かなくなってきていることでしょう。 続きを読む 自己同一性の否定

「恐れ」を恐れよ!

前々記事:「映画「沈黙」- 観るべきか、観ざるべきか?
前記事:「キリシタン名跡サイト「天上の青」

今晩、次の説教要約を見て、なんと言ったらいいか、言葉に言い尽くせない憤慨の思いが込み上がってきました。

ヨシュア記1-3章「恐れるな。わたしがあなたとともにあるから」

今話題の、小説・映画「沈黙」と、ヨシュアの信仰がいかに対照的であるかを述べているものです。全文をぜひ読まれることをお勧めしますが、最初の一部を下に引用させていただきます。

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日本におけるサタンの最大の働きは、人々の目を漠然とした「恐怖(terror)」に釘付けにし、主に信頼する一歩を踏み出させなくすることです。

最近、遠藤周作の「沈黙」が映画化され上映されていますが、「神は、忠実な信徒が死に直面しても、沈黙したまま」という恐怖感を広める結果にならないかと心配です。なお、主人公の神父ロドリゴは、日本人信者の命を守るために棄教せざるを得なくなりますが、それはかなり史実を反映しています。

古代教会以来、殉教者の血が流されるたびに、かえって福音が爆発的に広がったと言われますが、日本だけは例外です。1700年代初めの幕府の権力者、新井白石の記録では、20万人から30万人もが日本で殉教の死を遂げたとさえ言われています。残念ながら、それらが、「死の恐怖に勝利した」美談ではなく、日本の伝統に背いた「のろい」かのように見られるのは、世界では珍しいことかもしれません。

しかも、当時の迫害の先頭に立ったのは、大目付の井上政重を初めその多くは転びキリシタンだと言われます。彼らは信仰者の心理を熟知していました。これほど巧妙で残酷な迫害が行なわれた国はないのかもしれません。 続きを読む 「恐れ」を恐れよ!

ホロコーストと中絶

フェイスブックには、昨日と今日、二つの大きなイベントがタイムラインに流れています。1月27日は、「国際ホロコースト記念日」です。ホロコーストの犠牲者を記念する日です。もう一つは、ワシントンDCにおいて、胎児の生命尊重を訴える「マーチフォーライフ」が行なわれました。日本でも、カトリック関係者の方と、小さないのちを守る会の代表によって、この行進が行われています。

ホロコーストと中絶の合法化に共通することがあるんですね。それが「優性保護法」です。「優生学」に基づいています。 続きを読む ホロコーストと中絶

現場は「二国家」案ではない!

中東にキリスト者が良い関わりができるよう、願う働きが、福音的なキリスト者によって運営されているサイトがあり、フィロス・プロジェクト(Philos Project)と言います。ここには中東出身のキリスト者たちも寄稿や編集に関わり、そして何よりも福音的立場をしっかり貫いていることです。中東には、聖書信仰の中心でありイスラエルがあり、それを認め、信仰のユダヤ的ルーツを認めるところに立っています。かつて、「「パレスチナ人クリスチャン」の異論と希望の証し」で紹介した記事も、このサイトから引用しているものです。

そして改めて、国連における米・イスラエルの結末を、九つの項目に要約して、何が起こったのかを説明しているものが、秀逸です。これまで書いてきたものの他に、「現場にいるパレスチナ人の実感」というものを、明瞭に言い表しているところが特筆に値します。私が注目した文言は、太字や色を付けたいと思います。


9 Things You Need to Know about the U.S.-Israel Fallout at the United Nations

1.決議2334号は、イスラエルが即座に、完全に、占領しているパレスチナ領土から、全ての入植活動を停止させることを要求しています。それが、クリスマスとハヌカの前日に提出されました。国連安保理は、国際法で最も力のある組織であり、米国は反イスラエルの決議案には拒否権を行使していました。しかし今回は棄権であり、結果としてイスラエルの行動は平和への罪を犯していると世界から断じられたことになります。 続きを読む 現場は「二国家」案ではない!

オバマ氏のイスラエル軽蔑

(前記事「国連安保理、イスラエル非難決議を採択 米国棄権」①~⑤からの続き)

Obama Despises Israel Because He Despises the West

八年間のオバマ政権が終わりに近づき、その最後の偉業を米国の対イスラエル外交を根底からぶち壊すようなことをしました。次に、正統派ユダヤ教徒でコラムニストである、ベン・シャピロ氏による記事を紹介します。

「オバマ大統領が、なぜイスラエルを軽蔑しているのか?西洋を軽蔑しているから」という題名の記事です。お見事な指摘であり、私がずっと気になっていた内容でした。オバマ氏はまさに、イラク戦争以後の世界の考え方、特にキリスト界の潮流を象徴しているかのような人でした。彼の根っこの信念には、「宗教左派」というものがあります。いわゆる、リベラルなキリスト教です。

イスラエルに対して、実は今、アラブ諸国との関係は悪くなっていませんでした。
トランプ次期大統領が、あれだけの過激発言をしたにも関わらず、中東諸国はトランプ氏よりも、オバマ氏のほうに不満が溜まっていました。それは、彼は中東政策についていろいろ語り、異常なほど接近するけれども、実際は、全く不関与の態度を取り続けたからです。 続きを読む オバマ氏のイスラエル軽蔑

キリスト教会の反政府的活動

下のビデオについて、FBのある場所で、以下の投稿とコメントを入れました。(一部修正)

https://youtu.be/eT74N2yOkao

これは、キリスト教関係者が、特に教会指導者やマスコミが、重く受け止めなければいけない、国会で語られている内容です。特に国家公安委員長が、キリスト教会の中において反政府的活動が信仰の名によって教えられていることを、「平素から、相当関心をもって、必要な情報は集めている。」とのことです。

どの世俗国家、政府においても、このようなことは行なっています。それは、なにも戦前の一時期、特高が治安維持法の中で行なっていたこととは限らないのです。社会的破壊活動につながりかねない動きは、情報収集、監視し、そして違法行為をしているのであれば取り締まれるようにしている、ということです。それが良い悪い別にして、これは世界中の国々で行なっていることです、自由・民主主義の中でも。

これは、国が納税させているのと同じです。脱税すれば捕まります。反政府的な破壊活動をすれば捕まります。

そのような重みをもって、過激派が入り込み、騒擾罪を犯しかねない運動や活動に、安易に、信仰の名によって信者に関わりを持たせるところまで信者を導いている動きについて、このような当局の監視活動が行われているということは念頭にあるのでしょうか?例えば、既にSEALDsは公安監視対象ですが、福音派のキリスト教指導者がそこに関わる若者を逆に励ましている投稿などを見て、私は目眩が少ししました。

権力が、イエス様が主であることの告白に介入してくるのであれば、主を選び取ることの覚悟は必要です。しかし、実を否定し、形だけの「迫害」「弾圧」に成り下がらないように、切に願います。 続きを読む キリスト教会の反政府的活動

リベラルにある「キリスト教徒恐怖症」

まずは、次の記事をお読みください。

ウィキリークス、クリントン陣営のカトリック・福音派侮辱メール暴露、キリスト教指導者ら謝罪求める
(注:私は、引用元のニュースサイトについて賛否両論のある団体であることは知りつつも、多くの一般記事は、事実を伝えており、日本語に訳されているという点で時々、シェアしております。)

ウィキリークスによって、ヒラリー陣営のスタッフのEメールの内容がハッキングされ、暴露されているニュースが続いています。かなり多くの衝撃的な内容が書いてあります。例えば、

1.ヒラリーは嘘つきだと皆が知っている
2.ヒラリーの同性婚についての「本当の」見解
3.サウジアラビアがイスラム国に資金提供
5.最低賃金は雇用に悪いことを知っている
6.民主党がトランプを推す企みを持っていた。
7.ベンガジ事件は、問題視されるに妥当なこと
8.ヒラリーの弁護人は、司法の介入を阻止したことを認めている
Damning Takeaways from ‘October Surprise’ Email Hack from WikiLeaks–This Looks REALLY Bad

民主党の選挙対策本部自身が、自党の主張を本音では信じていないこと、またヒラリー氏が政治責任を全く取っていないこと、また、犯罪を犯したことを認めていることになっています。これはかなり衝撃的ですが、しかし、私たちキリスト者に直接関わる内容が先の日本語に訳されている記事です。

その中で興味を持ったのが、「キリスト教徒恐怖症(Christianophobia)」と呼ぶべき人々が米国内にいるということです。今は、同性愛恐怖症(ホモフォビア)や、イスラム教恐怖症(イスラムフォビア)という言葉でしばしば使われていますが、実際にこのような人々が政治中枢部にいることが、はっきりと言葉として書かれていることは注目に値します。 続きを読む リベラルにある「キリスト教徒恐怖症」

ヒルソング・アルバム「塵と恵み」②

前記事:「ヒルソング・アルバム「塵と恵み」①

united-odag-cover-300x300ヒルソングの最新アルバム「塵と恵み:かの地からのライブ」から、二つ目にご紹介したいのは、Touch the Sky(空に触れる)です。

収録は、私の大好きなガリラヤ湖、ゲネサレ平野を仰ぎ見る「アルベル山」からと、そして一気に世界で最も低い陸地である「死海周辺(マサダ付近)」の二箇所から成り立っています。つまり、高いところで歌い、空に達すると思いながら、実は低くされて、低いところで天に触れることができる、という、ものすごい深い、イエス様の「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。」という、霊の深みに入る内容なのです。

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ヒルソング・アルバム「塵と恵み」①

私たちが聖地旅行でガリラヤ湖の湖上遊覧で雇った、ユダヤ人信者でもあるダニエル・カルメルさんがフェイスブックで、なんとヒルソングの歌の収録を三月に行なっていたことを明かしました。歌っているのはOceans(大海)で副題が、Where Feet May Fail(足で立てなくなってしまう所)であります。この歌は、マタイ14章22-33節からの、ペテロが水の上を歩く話からのものです。(参照ブログ:「水の上を歩く…¨来なさい。¨/Oceans (Where Feet May Fail)」

私はヒルソングの歌は、あまり気にしていませんでしたが、巷、界隈ではいろんな人が話しているグループであることは知っていました。昨年末のセレブレーション・オブ・ラブに登場、確かに、礼拝賛美を導く賜物があるなと思いました。ただ、私自身が古い世代になってしまったのでしょう、「昔は、もっと単純な曲調で、もっと歌いやすかったのに・・」という不満があります。CCMの先がけであるカルバリーチャペル発の「マラナサ・ミュージック」も、もはや古いジャンルになってしまった、と思って久しくなります。

しかし、ヒルソングの歌詞はとても霊的に深いものが多いことに気づきます。今回は、なんと聖地の各所で、その歌詞の元になっている場所になるべく近づいたところで収録という、とんでもない、すばらしいアルバムです。

Of Dirt and Grace: Live from the Land (Wikipedia)

united-odag-cover-300x300アルバム名を訳すと「塵と恵みの:かの地からライブ」であります。これがすごい名前だと思いました。「塵」というのは、イスラエルの地の塵という臭みを意味しているでしょうし、それ以上に、「塵にしかすぎない私たち」「塵から造られた人間」という意味があるでしょう。そして「恵み」なのです。塵の中でひれ伏さなければいけないような、卑しめられているような中に、むしろそこから神の恵みが始まる、という、あまりにも深いアルバム名であると理解しました。 続きを読む ヒルソング・アルバム「塵と恵み」①