今日は春分の日。東京で桜も開花したということで、心も晴れかになりたいところですね。みなさんはいかが過ごされましたか?
私はニュース記事を眺めていて、ある符号に驚きました。
東京で起こった日の前日に、戦闘行為として化学兵器使用が遠く、シリアで行なわれてしまいました。
地下鉄サリン事件を私たち日本人はとかく単なる事件とみなし、悲劇的な出来事であるとしか考えない傾向がありますが、世界的には日本において、「大都市で一般市民に対して化学兵器が使用された史上初のテロ事件として、全世界に衝撃を与え、世界中の治安関係者を震撼させた」ものです。(ウィキペディア)
下は今年1月9日に掲載された、ニューズウィークの記事です。
「シリア内戦で高まるサリン使用の現実味」
米NBCテレビは先週、シリア軍が化学兵器の一種であるサリンの原料物質を爆弾に搭載したと報じた。その爆弾を戦闘爆撃機に載せれば、標的の上空から投下できる。サリンは、ごく微量で人を死に至らせる場合もある極めて致死性の高い神経ガスだ。アサド政権はこの原料となる物質をおよそ500トン蓄えているとされる。アサドがその気になれば、いくつもの都市を滅ぼせることになる。