地獄への道は善意で舗装されている

フェイスブックでの投稿を転載します。

<『善意』って、意外に厄介>

自分がいつも信じていることの中に「こうだな」と思う格言の一つがこれです。

地獄への道は善意で舗装されている

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人はよく、「この人は善意で行っているのだから」ということで、その行っていることを是としていく傾向があります。けれども実際は、「善意こそ、一番危ない」のではないでしょうか?悪だと分かって行っている悪よりも、正しい、善だと思って行っている時のほうが、はるかに恐ろしいことを行います。

「誠実であることが大事だ」という人に対して、「誠実に過ちを犯すこともあるのだ」とある聖書教師が言っていました。例えば、自分が一生懸命、ゴールにボールを入れようとしていたアメリカン・フットボールの選手が、実は反対のゴールにボールを入れていました。真面目にボールを運んだのですが、真面目であればあるほど、間違った行いをしてしまったのです。 続きを読む 地獄への道は善意で舗装されている

「テロリズム容認」神学、日本に紹介される

以下、フェイスブックで投稿した内容を一部編集して、転載いたします。

今、あるフェイスブックページで、共産主義を容認し、日本共産党と共闘までしている福音派の指導者の問題が話題になっています(参照サイト)が、こちらも、恐ろしいと思いました。著名な福音派の神学大学院における連続講義で多くの牧師や神学生が受講していると聞いています。

③【ディスペンセーション主義キリスト教シオニズムの教えと運動の分析・評価 】

本質的には似通っています。つまり、テロリズムや暴力を容認していることです。「平和と正義」という名で人々をだますことによって、暴力を容認しているという事実を隠しながら神学の中で押し付けている問題です。改めて、ブログ記事にしたいと思いますが、少しだけ、何が問題点であるかを書き留めていきます。

反ユダヤ主義で英国聖公会から除名された元司祭

この方が資料としているスティーブ・サイザー(Stephen Sizer)氏による著作を資料源として講義をしていますが、彼は、英国聖公会(アングリカン)から、反ユダヤ主義を提唱したとして司祭職から除名されたに等しい辞職をしました。英国聖公会は、シオニズム支持でも何でもありません。そういった教派が、反ユダヤ主義を根拠に除名措置を迫ったのは、相当のことなのです。

下の記事に、スティーブ・サイザー氏が、イスラム・シーア派の原理主義テロ組織ヒズボラの指導者と会見している写真を掲載しています。この組織は、日本を含め西側諸国でテロ組織として認定されている団体です。伝道や宣教の目的であれば問題ないですが、いいえ、彼らの大義をキリスト教的に(?)支持するために言っているのです。反イスラエルで共闘しているのです。

「悪を善、善を悪とする」時代

Stephen Sizer meets Nabil Kaouk, a top Hezbollah official and militant commander, in Lebanon

キリスト教の砂糖で固めたパレスチナのテロリズム神学

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