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これからお話しすることは、とても微妙で、言いづらい内容です。けれども、いろいろな方から紹介されたり、質問を受けたりして、事実、いろいろな意味で大きな影響が出ています。「NAR(New Apostolic Reformation)新使徒宗教改革」と名づけられているものです。

日本の教会に忍び寄る危険なムーブメント–NARに関する警鐘を鳴らす–

自分の立場の紹介

まず、私の信仰の歩みから説明します。信仰をもって間もなくして、ペンテコステ・カリスマ運動に触れました。そこで、ピーター・ワグナーやジョン・ウィンバー著の「力の伝道」にも触れ、その中にあることを実践しようとしたこともあります。ある時は、何も見ていなくとも、何か変だなと思ったら、神社関連の石柱があったとか、敏感になっていました。

ところが、その結果、ある異端に引きこずれこまれ、一か月後に脱出しましたが、かなり痛い経験でした。しかし、同時に癒しを受けたのも、その直後に参加した、ペンテコステ系の教会の青年向け集会でした。

そんなこんなしているうちに結婚し、その中でバランスを求めていくようになりました。アメリカに渡り、カルバリーチャペルの中で育ちました。神学のバランスを特徴としている教会で、カリスマ(超自然の聖霊の賜物)は今も有効であると信じつつ、聖書の言葉の権威を重んじています。ここが私と妻にとっての、霊的故郷であり、今もそうなっています。 続きを読む 検証・批判サイトを敢えて、検証・批判する