SALTY(日本キリスト者オピニオンサイト)

本日、新しい、キリスト者によるオピニオンサイトSALTYが創刊しました。私も、客員論説委員として、主に中東情勢を担当させせていただきます。すばらしい論説委員の方々の中に交わらせていただき、とても光栄に思っています。

SALTY 日本キリスト者オピニオンサイト

西岡力教授について

その中の一人、主筆の西岡力先生は、学者としての姿勢や、救う会会長としての働きの背後にある、謙虚な信仰の姿勢をずっと前に知り、尊敬する方でありました。そのことを、実際にお会いした時にお分かちすることができました。 続きを読む SALTY(日本キリスト者オピニオンサイト)

教会が作り出す壁

以前、書いたフェイスブックの投稿を、一部編集してご紹介します。以下のリンク先にある文章を読んだ後の感想です。

日本の教会に対する批判」(ヘンドリック・クレーマー氏)

先日、「日本の教会は欧米の教会に影響を受けすぎていて、聖書的ではなくなっている」という批判を聞きましたが、私は再反論しました。「ちょっと待って、私、米国の教会にいたけれども、日本に戻って来て、そこに壁があるので、ずっと入り込めないでいます。もし欧米化しているのなら、むしろすんなり、入れるはずなのでは?」と話しました。(この交わりでは、とても和気あいあいしていて、お互い率直に言い合える仲で出てきた話題、いうのが背景です。)

けれども、1960年に来日されたオランダからの宗教学者の言葉が、まさに私が感じてきたこと、信仰を持った時からあった「牧師」との距離感、そして自身が牧者になったのに、それでも存在している見えない壁を、見事に言い表しています。

関連記事:きちんとした「牧師」の欠け

一言でいうと、「宣教」という概念が日本の教会には極めて乏しいです。

第一に、宣教とは、キリストご自身が神から人として遣わされるところから始まった、「文化や価値観を超えて、その人々の間に入る」営みです。ところが、日本の人たちが、欧米からのものはそのまま行わなければいけないと考えているのか、その形や表面だけを取り入れてそれを頑なまでに固持しようとしているように見えます。 続きを読む 教会が作り出す壁

第八回 東アジア青年キリスト者大会(2018年)

「第八回東アジア青年キリスト者大会」が、2月6‐9日に行われ、無事終了しました。中国から約60名、韓国から約50名、そして日本から約40名、総勢150名もの若者が集った3泊4日の今大会でした。やはり、信仰をもって三つの国のキリスト者が共に礼拝することを決めた者たちの間には、聖霊が強く臨まれることを確認しました!我々、実行委員の予想に反して、ビザの取得がとても難しいはずの中国本土からの兄弟姉妹が大勢、いらっしゃいました。そう、日本と中国の教会の関係は、日韓の教会の関係が五十年もあるのに対し、ほとんどありません。しかし、静かに、ものすごい勢いで進んでいます!

この大会のすばらしさは、日中韓が「平らに」付き合っていること。どこかの国が、どちらかに宣教をするというな主従関係ではなく、共に主を礼拝し、そこにある共同体が共に宣教の幻を持っていること。これまで日本の教会が大変お世話になって来た韓国の教会の兄弟姉妹も、共に神の御国のビジョンを学んでいます。

この記事に、後日、メッセージの音声をアップしたいと思いますが、まずは、クリスチャン新聞による報道をご紹介します。

聖霊の一致、平和、宣教 東アジア青年キリスト者大会 日本で開催

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ヨーロッパ合衆国の宣言

シルバートランペットより:

「ヨーロッパ合衆国」・・メルケル独首相とマルコン仏大統領が、欧州連合の二大国として、さらなる結びつきを強化するということです。

UNITED STATES OF EUROPE: Merkel and Macron reveal federalist plot for EVEN CLOSER ties
(ヨーロッパ合衆国:メルケル氏とマルコン氏が、さらなる結びつきによって連邦制の計画を明かす)

参考情報:エリゼ条約

聖書には、紀元前五世紀に、当時の超大国から、その後の世界帝国の興亡を預言したダニエル書というものがあります。詳細に、バビロンからペルシヤ、ギリシヤ、そしてローマに至る姿が歴史の中で確認できました。

その中で、鉄のローマに対して、粘土と鉄が混じった状態が起こるという状態の中で、世界の平和をもたらすという約束をしながら、世界に前代未聞の破滅をもたらす荒らす憎むべき者が表れると語っています。

そこで聖書を研究する者たちに、ヨーロッパにかつてのローマを復興させる、しかも一国ではなく、ゆるい結びつきによって復興させるというものたちがいました。それで欧州共同体が起こり、それから欧州連合が起こり、そして欧州合衆国の構想まで出てきています。

2018年カルバリーチャペル宣教会議

遅くなりましたが、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。去年は、12月に、2011年初頭の教会開始以来、初めて自分たちの場所を持ち、教会名も「カルバリーチャペル・ロゴス東京」とした大きな節目となりました。これから、本格的な教会形成へと導かれています。お祈りを感謝します。

私たち夫婦は、年末の「行く年、来る年礼拝」を終えて、元旦に渡米し、本日11日に帰国しました。1月2日から5日までが、カルバリーチャペルの宣教大会でした。

https://calvarychapel.com/conference-archives/missions-2018

宣教大会や、修養会で大きな恵みは、一つ一つのメッセージはさることながら、そこにいる宣教者や関係者が集まっているため、その交わりが非常にすばらしいということでしょう。なにせ、文字通り地球全体を覆うように、世界中から宣教者たちが戻って来て、食事をする時は同じテーブルで交わっているのですから。

その一つ一つのメッセージが良かったので、それぞれ上のビデオを見ながら思い出していきたいと思っていますが、ブログでご紹介したいと思ったのは、今回のメイン・スピーカーであるパトリック・ジョンストンさんによるメッセージでした。

彼は、イギリス人でアフリカの数か国の宣教の働きをし、またある時から、世界宣教を統計を使い、各国の宣教事情をまとめることによって、宣教に絶対的に祈りを触発する本として定番となったOperation Worldの筆者であり続けました。彼のメッセージの三つ、特に三番目は、自分の心にもっともしっくりくる、キリスト者の世界観を提供するものでした。 続きを読む 2018年カルバリーチャペル宣教会議

トランプ大統領の「エルサレムはイスラエルの首都」認知

この話題について、フェイスブックで書き連ねていったので、こちらに転載したいと思います(一部、編集します)。

イギリスBBCによる報道(写真をクリックすれば読めます)

ネタニヤフ首相の歓迎の言葉

エルサレム首都宣言についての、私の所感 その1 続きを読む トランプ大統領の「エルサレムはイスラエルの首都」認知

教会が変わります(新しい名前、場所、サイト)

ロゴス・ミニストリーの働きを初めて20年、教会開拓を初めてほぼ7年経ちました。私たちの教会も、霊的な交わりがしっかりと固まりつつ中、主から、独り立ちするように示されました。これまでは、長いこと、クリスチャンの方の善意の下、場所をお借りして礼拝を守ってきましたが、自分たちの拠点をしっかり持っていくことによって、次の信仰の冒険をするように促されました。

日本の帰国した当初から、西日暮里辺りで教会を始めることは思いの中にありましたが、この都度、西日暮里駅から徒歩3分のところに、新しい場所が間もなく与えられます。12月1日に入居予定です。

それに伴い、二つのことを行ないました。一つは教会名の変更です。「カルバリーチャペル・ロゴス東京」と名づけました。それから、ウェブサイトも新たに作りました。

「カルバリーチャペル・ロゴス東京」のウェブサイト

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北朝鮮問題とキリスト者(横田家の救い)

今日、すばらしいニュースを読みました。以下のフェイスブック投稿です。

これで、横田家には少なくとも、二人の魂が主の救いを受けています。横田めぐみさんのお母様の早紀江さんと、そして滋さんです。滋さんのことは、拉致問題が発覚した当時、拉致被害者救出のために祈るクリスチャンの集まりで、滋さんがご自身がクリスチャンではないと言われていたのを思い出します。当時のリバイバル新聞というキリスト教の新聞記事を以下のページで紹介していました。 続きを読む 北朝鮮問題とキリスト者(横田家の救い)

10月29日の礼拝場所が変わります!

教会の重要なお知らせです。以下のように、来週の日曜日のみ、場所が西日暮里駅から徒歩3分のところにある場所で、礼拝を行ないます。時間はいつもと同じ、午前10時半からと、午後1時半からです。お間違えのないように、よろしくお願いします。<(_ _)>

※10月29日(日)の礼拝は、以下の場所で行ないます(次の週は田端に戻ります)。
荒川区西日暮里4-21-7コート池上2階 PDFの地図

イエスは信長、聖徳太子以上の歴史的人物

イエス・キリストが神話上の人物なんていうイメージが、日本人の多くにはありますが、こんなコメントがあります。

「イエス・キリストも本当に実在していた人物なのです。日本では、ちゃんと聞く機会あまりないですよね。・・でも逆に海外では、イエス・キリストは超有名な歴史的人物で知られ、聖徳太子や織田信長のことを知ってる人なんて、ほぼいない。」(「イエス・キリストとは何者か?33年6ヶ月の生涯」)

以下は、「聖書考古学」という学問の分野が発達し、現在進行形で発掘が進んでいることを伝えているものです。

オリーブ山便り」からのビデオ・ニュースレター

関連記事:
①「受難週 - 聖書考古学から

Passion Week Archaeology from SourceFlix.com on Vimeo.

②「考古学が明らかにする聖書の真実

ロゴス・ミニストリーの「イスラエル旅行記」